注目アニメ紹介:「平家物語」 初のテレビアニメ化 山田尚子が監督 豪華スタッフ集結

「平家物語」の一場面(C)「平家物語」製作委員会
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「平家物語」の一場面(C)「平家物語」製作委員会

 琵琶(びわ)法師によって語り継がれた古典が原作のテレビアニメ「平家物語」が、フジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で1月12日から放送される。劇場版アニメ「映画 聲(こえ)の形」「リズと青い鳥」などの山田尚子さんが監督を務め、「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」などのサイエンスSARUが制作する。吉田玲子さんが脚本、マンガ家の高野文子さんがキャラクター原案、牛尾憲輔さんが音楽を担当するなど豪華スタッフが集結した。

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 「平家物語」が、連続テレビシリーズとしてアニメ化されるのは初めて。作家の古川日出男さんが「平家物語」を現代語訳した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語」(河出書房新社)がベースとなる。

 舞台となるのは、平家一門があらゆる面で栄華を極めようとしていた平安末期。亡者が見える目を持つ男・平重盛は、未来が見える目を持つ琵琶法師の少女・びわに出会い、「お前たちはじき滅びる」と予言される。びわの視点から、日本が貴族社会から武家社会に転換する激動の15年が描かれる。

 「ヒーリングっど プリキュア」などの悠木碧さんがびわ、「おそ松さん」などの櫻井孝宏さんが平重盛を演じるほか、声優として早見沙織さんや玄田哲章さん、千葉繁さんが出演する。

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