マイクロマガジンのウェブマンガサービス「コミックELMO」で連載中のつきやさんのマンガが原作のテレビアニメ「組長娘と世話係」に声優として石川界人さん、竹内良太さん、前野智昭さん、中原麻衣さん、小林未沙さんが出演することが2月8日、分かった。舞台となる極道の桜樹組のキャストで、石川さんが杉原恵、竹内さんが桜樹一彦、前野さんが葵塔一郎、中原さんが桜樹美幸、小林さんが黒崎香菜美というキャラクターをそれぞれ演じる。石川さん、竹内さん、小林さんは原作のコミック第3巻のドラマCD付き限定版から続投となる。

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　石川さんは「以前に演じさせていただいてから引き続き杉原を演じられることが本当にうれしいです。霧島さんとお嬢の成長と変化を、一番近いところで見届けられるのが今から楽しみです！　運命の出会いは恋愛だけじゃないということを教えてくれる、本当にすてきな作品です。ぜひ最後までご覧ください！」とコメントを寄せている。

　竹内さんは「ドラマCDを経て再び桜樹一彦さんを演じることができてうれしい限りです！　桜樹組・組長として、父親として、霧島や八重花、桜樹組の皆さんとの会話を楽しみながら演じさせていただきました！　心がほっこりするヒューマンドラマを楽しみにしていただけると幸いです！」と話している。

　中原さんは「八重花の母、桜樹美幸を演じさせていただきます、中原麻衣です。演じさせていただくにあたって、原作を読ませていただいたのですが、もう……可愛くて、笑えて、あったかい気持ちになれる世界で、出てくる人すべて大好きになりました。美幸さんは、名前の通り周りの人を幸せにしてくれるすてきな人です。そんな彼女を演じられて本当に幸せです。ぜひ、この作品に癒やされていただけたらと思います！」とコメント。

　小林さんは「1枚のイラストから始まり、マンガになって、さらにアニメに……と、つきや先生とたくさんのファンの皆さんの愛情の結晶のような作品に携わることができて幸せ者です！　ちょっと変わった『家族』の愛情物語の中で、香菜美さんはいつも透くんとやえちゃんのことを心配して、お世話して、母や姉のように見守っています。優しく明るい香菜美さんの言葉に私自身も元気をもらいながら頑張りました。楽しんでいただけるとうれしいです」と話している。

　前野さんは「キャラクターの関係性や生き様がすてきで、とても心が温まる作品です。毎回、大切なものとは何なのかというのを改めて考えさせられます。透を見守る良き兄貴分として、そして子供たちの父として、アニメでも塔一郎の人間らしさを引き出せるように精いっぱい努めさせていただきます。同じ世代の（霧島透役の）細谷（佳正）君とこういった関係性のあるキャラクターを演じられるのもうれしいです。原作共々、テレビアニメ版もぜひ楽しみにお待ちいただけたらと思います」とメッセージを送った。

　「組長娘と世話係」は、極道であることをいいことに好き放題をやらかし“桜樹組の悪魔”とも呼ばれる霧島透が、組長の一人娘の世話係に任命される……という任侠ハートフルコメディー。

　アニメは、川崎逸朗さんが監督を務め、大知慶一郎さんがシリーズ構成、緒方浩美さんがキャラクターデザイン、伊賀拓郎さんが音楽を担当する。feel.、GAINAが制作する。細谷佳正さんが霧島透、和多田美咲さんが桜樹八重花をそれぞれ演じる。2022年放送。