カムカムエヴリバディ:モモケンの口から“あんこのおまじない” 視聴者驚き「たちばなとつながった!」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第84回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第84回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第84回が3月1日に放送された。モモケン(尾上菊之助さん)の口から“あんこのおまじない”が飛び出し、視聴者から驚きの声が上がった。

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 第84回では、映画のオーディション終了後、ひなた(川栄李奈さん)は、二代目モモケンから「話がしたい」と呼び止められる。かつて父との関係にわだかまりを抱えていたモモケンは、映画村のサイン会で、幼いひなたから「大月」の回転焼きを受け取った時に、運命が大きく変わったのだと語る。まさかの事実に、ひなたは驚きつつも誇らしく思う。そして、ついに「妖術七変化!隠れ里の決闘」のオーディション結果が発表され……という展開。

 モモケンは、サイン会でひなたから渡された「大月」の回転焼きを食べ、サンタ(濱田岳さん)から聞いた“あんこのおまじない”を思い出したという。すると、モモケンは「小豆の声を聴け。時計に頼るな。目を離すな。何をしてほしいか小豆が教えてくれる。食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ。おいしゅうなれ、おいしゅうなれ……」とおまじないを唱えた。

 また父への思いを「父は決して自分を見放したわけじゃない。ずっと見守ってくれていたんだ」「きっと草葉の陰で父は言っていたんです。『いつかこの映画を撮れ。お前の左近を見つけろ』と」「志を失わなければきっとなれる。侍にだって、なんだって。それが父の口癖だったんですよ」と明かし、「ありがとう、ひなたちゃん。あのときあの回転焼きをプレゼントしてくれて」と父の思いに気づけたことへのお礼を述べると、ひなたは誇らしそうな顔をしていた。

 “あんこのおまじない”が物語をつなげる様子に、SNSでは「まさかモモケンからあんこのおまじない聞かされるとか!!!」「あんこのおまじないすごい」「ひなたは聞いたことがないねんな」「たちばなとつながった!」と話題になっていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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