山田涼介:「鋼の錬金術師」完結編は5年前から構想「やっとなんだと」 大阪・枚方でキックオフイベント

実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」キックオフイベントに出席した山田涼介さん
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実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」キックオフイベントに出席した山田涼介さん

 人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが3月15日、ひらかたパーク(大阪府枚方市)で行われた、2部作の新作実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」(曽利文彦監督、5月20日、6月24日公開)のキックオフイベントに出席。約5年ぶりの映画化に、「実は1(作目)を撮影をしている最中(2017年ごろ)から『最後までやりたいよね』と、監督さんや僕もそうですし、プロデューサーさんもずっとそのつもりで動いてきました」といい、「ようやく2、3が見てもらえると思うと、フワフワしている気持ちです。やっとなんだと感じています」と語っていた。

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 主人公のエドワード・エルリック(エド)を演じる山田さんは、役作りのため筋肉トレーニングに励んだといい、「身が引き締まるというか、自分がやらないと納得しないので。見た目を近づけるものそうですけど、めちゃめちゃ鍛えました」といい、「5年前からパワーアップした部分だと思います」と自信をのぞかせた。

 イベントには、アニメで主人公のエドを演じた声優の朴ロ美さんもイベントに登場。今作の動画を見たという朴さんは、「山田君が1の時より、エドとして成長したと感じて、そこを見るのが楽しみです」と期待していた。

 「鋼の錬金術師」は、2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された、荒川弘さんの人気マンガ。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。

 新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開される。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、原作でも人気のキャラクターである“傷の男(スカー)”を中心としたストーリー。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐(ふくしゅう)のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は、“お父様”との戦い、その後のエドとアル、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。

 「ひらかたパーク」内のイベントホールでは、同作の20周年を記念した「鋼の錬金術師展 RETURNS」が6月26日まで開催中。

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