飯田里穂:「オッドタクシー」でミステリアスなヒロイン 収録は「大変でした」

「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」の完成披露試写会に登場した飯田里穂さん
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「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」の完成披露試写会に登場した飯田里穂さん

 2021年4~6月に放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」の劇場版「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」(木下麦監督、4月1日公開)の完成披露試写会が3月16日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で行われ、ヒロインの白川役の飯田里穂さんら声優陣が登場した。白川は見た目はアルパカの看護師で、飯田さんは「白川は黒幕なんじゃないか?と思うぐらいミステリアスな女性。でも、だんだん人間味や(主人公の)小戸川さんの気持ちが生まれていく。そのうまい具合の演じ方が大変でした」と収録について明かした。

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 「オッドタクシー」はキャラクターは可愛らしい動物だが、実は本格的なミステリーで、先の読めない展開、複雑に張り巡らされた伏線、癖の強いキャラクターなどが話題になった。コロナ禍の影響もあり、収録は個別で行われることも多かったといい、飯田さんは「完成したテレビアニメを見て、このせりふがこういうところに引っかかってくるんだと。収録が別々だったこともあって、アニメを見てよりつながった感じがあって、気付きが多かったです」と話していた。

 イベントには、小戸川役の花江夏樹さん、警察官の大門兄弟を演じたお笑いコンビ「ミキ」の昴生さん、亜生さん、お笑いコンビ「ホモサピエンス」を演じた「ダイアン」のユースケさん、津田篤宏さん、木下監督も登場した。

 「オッドタクシー」は、タクシー運転手の主人公・小戸川が乗せる癖のある乗客とのやりとりが、一人の少女の失踪につながっていく……というミステリー。劇場版は、テレビアニメの脚本を手がけた此元和津也さんがシナリオを新たに執筆し、テレビアニメのエピソードを再構成しつつ、衝撃の最終回の“その後”も描かれる。テレビアニメに続き、木下さんが監督、キャラクターデザインを務め、OLMとP.I.C.S.が制作する。

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