カムカムエヴリバディ:雪衣「どす黒え気持ち湧き上がった」“呪いの言葉”ずっと後悔 視聴者「苦しかったですね」「許されてよかった」と涙

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第107回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第107回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第107回が4月1日に放送。雪衣(多岐川裕美さん)は安子(上白石さん)に対して長年抱き続けてきた思いを初めて告白し、ネット上が騒然となった。

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 雪衣が入院したことを知り、るい(深津さん)は岡山の病院へ。雪衣は雉真(きじま)家で女中として奉公していた頃の話を始める。その頃、安子とるいは雉真家におらず、美都里(YOUさん)が寂しがっていたため、雪衣は「安子さんいう人はひでえ人じゃ」と思っていた。

 ある時、安子がるいを連れて雉眞家に戻ってきた。勇(村上虹郎さん)と親しくしていたことに嫉妬を覚えた雪衣は、るいを雉真家に残して1人でおはぎを売り歩くようになった安子の姿を見て、るいが「何でお母さんと一緒におはぎ売ったらいけんの?」と雪衣に聞くと、「女手一つでるいちゃんを育てることをあきらめて、雉真の家にお返ししようと決めたんじゃ思います」と答える。この言葉は放送当時、“呪いの言葉”としてネットでも話題になった。

 雪衣は「あのとき、寂しそうなるいちゃんの顔を見よるうちに、意地の悪い、どす黒え気持ちが腹の底から湧き上がってきた」「いたいけなるいちゃんに、ひでえこと言うてしもうた。私があげえなこと言わなんだら、もしかしたら安子さんとるいちゃんが、離れ離れになることもなかったかもしれん。ずっとそねえな気がしとった」と後悔していた。そんな雪衣に対して、るいは「みんな間違うんです」と涙を流して許しの言葉を伝える。

 雪衣の告白に、SNSでは「若き日の雪衣さん、意図してあの言葉を言ったんだね」「雪衣さん、ずっと謝りたかったのね。るいにも、安子にも」「雪衣さんは算太にひどいことをしたこともるいにひどいことを言ったことも何重にも後悔してたのね」「最後に雪衣さんの思いが聞けてよかった」「雪衣さん、許されてよかった……ずっと苦しかったですね……」「なんであんなにツンツンした雪衣さんやったかがわかった。泣くわ! こんなん!」「雪衣さんの告白に涙」といった声が上がっていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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