カムカムエヴリバディ:「もはや名言製造機」虚無蔵がひなたに金言 「宝は分かち与えるほどに輝きが増す」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵を演じる松重豊さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵を演じる松重豊さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第110回が4月6日に放送。オープニングで、現代の条映映画村を訪れたひなた(川栄さん)に虚無蔵(松重豊さん)が心に響く金言を贈り、視聴者は「もはや名言製造機」「重みのある言葉」と盛り上がった。

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 久しぶりに映画村を訪れたひなたは、マスク姿の虚無蔵と遭遇。虚無蔵はいまだ現役で、撮影や後進の指導などにあたっているといい、ひなたが映画村にやって来た理由を「ここへやって来るのは、何かに思いを巡らすためであろう」とすぐに見抜く。ひなたはラジオ英語講座の講師を依頼され、悩んでいたことを明かす。

 そんなひなたに、虚無蔵は「そなたが鍛錬し培い、身につけたものはそなたのもの。一生の宝となるもの。されどその宝は、分かち与えるほどに、輝きが増すものと心得よ」と指南し、去って行く。それを聞いたひなたは、一礼し、何かを決意したようなすがすがしい表情をしていた。

 「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」などの名言を次々に発してきた虚無蔵。長い経験に裏打ちされた“金言”に、SNSでは「虚無さん、もはや名言製造機」「虚無蔵さん、その通りですね」「虚無さんが言ってることって虚無さん自身が体現しているからこその重みがあるよね」「虚無蔵さんの素晴らしいお言葉」「虚無さんのこの言葉が、またひなたを前に進ませるんですね」「重みのある言葉でした」と、心にしみたという声が広がっていた。

 また虚無蔵は、1960年代に公開された棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)シリーズの映画「妖術七変化!隠れ里の決闘」にも出演していたが、現代でも第一線で活躍する姿に、「虚無さんって何歳?」といった驚きの声や、「さらに、いぶし銀のようなサムライになっている」「お元気でうれしいよ」とコメントもあった。

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