「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる森見登美彦さんの小説が原作のアニメ「四畳半タイムマシンブルース」が9月30日から3週間限定で劇場公開されることが分かった。2022年に配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」でも配信される。
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「四畳半タイムマシンブルース」は、「四畳半神話大系」の続編的作品で、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ「四畳半神話大系」が4月から再放送されている。同枠で新作ミニコーナー「『私』と小津の映画予告」が放送されることも発表された。「四畳半神話大系」の「私」と小津が映画を告知するコーナーで、「四畳半タイムマシンブルース」編の第1弾を4月28日、第2弾を5月5日、「犬王」編の第1弾を12日、第2弾を19日に放送する。「四畳半タイムマシンブルース」編では、本編映像が初公開される。
「四畳半タイムマシンブルース」の原作小説が文庫化されることになり、イラストレーターの中村佑介さんが描いた書影が公開された。6月10日発売。
「四畳半タイムマシンブルース」は、「四畳半神話大系」と実写化もされたヨーロッパ企画の上田誠さんの戯曲「サマータイムマシン・ブルース」の“悪魔的融合”によって生まれた小説。「私」の元に25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという男子学生・田村が現れる……というストーリー。タイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のエアコンのリモコンを持ってこようとしたり、悪友の小津たちがタイムマシンで勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えたりするなどタイムマシンを無駄遣いすることになる。
アニメは、「四畳半神話大系」などに参加し、「ワンパンマン」「Sonny Boy」などを手がけた夏目真悟さんが監督を務め、上田さんが脚本、中村さんがキャラクター原案を担当。「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」などのサイエンスSARUが制作する。「四畳半神話大系」と同じく浅沼晋太郎さんが「私」を演じるほか、坂本真綾さん、吉野裕行さん、諏訪部順一さんらが声優として出演する。
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