「仮面ライダーエグゼイド」(2016~17年)のスピンオフ「仮面ライダーゲンムズ」の第2弾「スマートブレインと1000%のクライシス」が、アプリサービス「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」で配信されている。「エグゼイド」の中でもその“特異”なキャラクターで人気を誇る檀黎斗が、新作でまたもや“復活”。そんな檀黎斗を演じる岩永徹也さんに、1年ぶりの復活やヒューマギア化、自身にとって“檀黎斗という存在”の位置づけなどを聞いた。
第1弾となった「ザ・プレジデンツ」から1年ぶりの“復活”に、岩永さんは、「1000%社長(天津垓)との絡みが少しあり、AIを作っている会社ということでもっと話が膨らみそうな感じは前回もあったので、1年越しにこうやって続編が発表されてうれしい」と笑顔を浮かべる。
新作で檀黎斗は「仮面ライダーゼロワン」に登場する人工知能搭載人型ロボ「ヒューマギア」として復活。檀黎斗の濃すぎるキャラクターを考えれば驚かない展開かもしれないが、岩永さんもその復活方法を「面白かった」と感じたことを明かす。
ヒューマギアとしての復活には、「見た目も変わったので、今までとやっぱり違うこと、新しいことにチャレンジしたかった」と考え、「(黎斗が)人間じゃなくなり、生命体みたいなものから今度はAIになった。AIの時期でしかできないことを取り入れてやってみようと思い、ロボットみたいな動きもやってみました」と新たな試みを語る。
そんな檀黎斗を不定期ではあるものの継続して演じてきている中、「一心同体感はありますね。自分では(檀黎斗と)『360度違う』と言ったことがありますが、自分の違うスイッチというか二重人格みたいな感じで、自分の中で境界線がそんなにない」と、もはや自身と檀黎斗が“イコール”に近い存在になってきているという。
1年ぶりに演じたことについても、「1年空いているとか、そういう問題ではなくなってきました。自分の中にしっかり檀黎斗の人格があり、それを求める人やキャラクターが集まれば自然とそうなっていく感覚がある。自分の中では演じている感じがそんなにない」と常に自分の中に“檀黎斗がいる”と口にする。
そして、「どのようにやっているのか、自分でもわかっていないですね」と首をひねるも、その影響はプライベートにも。「友達と話していても、自分が興味ある分野になるとグイグイいってしまい、しかも勝負事だと真剣になって(黎斗のように)テンションが高く……高くはならないか」とニヤリ。
「これからもどんどん檀黎斗は変わっていくと思いますが、この(ヒューマギアの)時期だからこそ楽しめる、ふざけた黎斗がいっぱい詰まっているので、そこを見てもらいたい」と呼びかけていた。(取材・文・撮影:遠藤政樹)
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