黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第32回が5月24日に放送された。同回では、ヒロイン一家の長女・比嘉良子(川口春奈さん)が、再び思いを寄せる石川博夫(山田裕貴さん)と2人きりで食事。しかし、そこで博夫の出した“答え”に、視聴者から「博夫、貴様はそれでも男か?」「博夫さんの言葉にイラッとした」「良子ちゃん、まるでフラレたみたい」「二人とも……ほんとにそれでいいのかなぁ」「ネーネー、ついに別れを決意」といった反響の声が相次いだ。
ウナギノボリ
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「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子(黒島さん)と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。
長男・賢秀(竜星涼さん)のせいでさらに借金が膨らんだ比嘉家だったが、タイミングよく、良子と、以前から良子に求愛を繰り返す製糖工場の跡取り息子・喜納金吾(渡辺大知さん)の縁談が持ち上がる。良子は家族のための“打算的”な結婚と、思いを寄せる博夫との間で葛藤する。博夫にも、金吾との縁談話を打ち明けるが、「君は俺の家族でも、所有物でもない。責任持てないし……」とにごす。煮え切らない態度に、良子は「人生には打算的にならなきゃならない場面もある。さようなら」と別れを告げて……というのがこれまでの展開。
第32回では、良子が諦められないからか、再び博夫と2人で食事をしながら、縁談が進んでいることを話す。そして「(金吾と)婚約してもいいのかな……と思い始めてるんです」と打ち明けた。一方、博夫は自身も良子のことが好きなはずなのに、「おめでとう。君が出した結論だろ」とこのごに及んでまだ煮え切らない態度を崩さない。
良子が「婚約すれば、こうして2人で会うことも後ろめたくなります……」と告げても、「そうだね」と一言。良子が涙ぐみながら、「今日で最後。これで終わりでいいんですか? 私は、もっと博夫さんと話し合いたいと思ってました。沖縄の子供たちの未来、私たちの未来も……」と言っても、博夫は冷静な口調で「君の決断を尊重し、新しい門出を祝福する」という返事だった。
良子は「失礼します」と店を飛び出し、帰り道で号泣。一方、博夫はそのまま店で飲み潰れて、閉店時間にマスターに帰るよう促されるのだった。
SNSでは博夫に対して、「酔いつぶれてるのが博夫の本当の気持ちでしょ」「博夫の意気地なし!」「良子の幸せのために身を引いたんだよね」「博夫さんの方に実は結婚できない重大な理由でもあるんじゃないか?ってくらい煮え切らないな」などのコメントが続出していた。
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