“楽器を持たないパンクバンド”「BiSH」が6月10日、東京都内で行われた映画「BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL」の公開記念舞台あいさつに、メンバーそろって登場。メンバーが1人ずつ主演を務めた6作品で構成されたオムニバス映画に、セントチヒロ・チッチさんは、「初めてみんなでお芝居というものに向き合って、飛び込む気持ちでやらせてもらった大切な時間だった。BiSH6人の個性があったからこそできた作品。心して見てもらえたら」と熱い思いと共に呼びかけていた。
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アイナ・ジ・エンドさんが「私たちはこの日をとっても待ち望んでいました。公開されるのが幸せでたまらない」と笑顔を見せると、ハシヤスメ・アツコさんも「6作品ともいろいろな感情にきっとなる作品。全身全霊を捧げて映画に挑みました」と手応えを口にした。
他メンバーの作品で印象に残っている作品に、チッチさん主演の「どこから来て、どこへ帰るの」を挙げたアユニ・Dさんは「BiSHは結成して7年ぐらいになり、ほぼ毎日一緒にいますが、私からすると“お母さんが5人いるみたいな環境”」と切り出し、「チッチは特に“お母さまのドン”みたいな感じで、お母さんの恋愛を見ちゃったみたいな気持ちになってしまいドキドキが止まらなかった」と理由を説明した。
映画は6人の監督とタッグを組み、ドラマ作品からアート作品まで、作風の異なる6作品でメンバーそれぞれが主演を務めるオムニバス形式。アイナさん主演「リノベーション」(田辺秀伸監督)、チッチさん主演「どこから来て、どこへ帰るの」(行定勲監督)、モモコグミカンパニーさん主演「PEACH CHAOS PEACH」(渡辺淳之介監督)、ハシヤスメさん主演「レコンキスタ」(大喜多正毅監督)、リンリンさん主演「VOMiT」(山田健人監督)、アユニさん主演「オルガン」(エリザベス宮地監督)の6作品で構成される。
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