ドラマ1週間:“亀山薫”寺脇康文が5代目相棒に 2023年度後期朝ドラ「東京ブギウギ」は笠置シヅ子さんがモデル

10月スタートの連続ドラマ「相棒season21」に出演する水谷豊さん(左)と寺脇康文さん=テレビ朝日提供
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10月スタートの連続ドラマ「相棒season21」に出演する水谷豊さん(左)と寺脇康文さん=テレビ朝日提供

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(6月18~24日)は、人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)で寺脇康文さんが“5代目相棒”を務める話題、2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)のタイトルと、ヒロインのモデルが発表された話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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 23日、ドラマ「相棒」で杉下右京(水谷豊さん)の“5代目相棒”が、俳優の寺脇康文さん演じる亀山薫に決定したことが分かった。「相棒」は警視庁の窓際部署「特命係」の右京が天才的頭脳で推理し、“相棒”と共に数々の難事件を解決していく刑事ドラマシリーズ。薫は「プレシーズン」第1弾(2000年6月3日放送)から「season7」第9話(2008年12月17日放送)まで、足掛け9年、計124話にわたり右京の相棒を務めた“初代相棒”。今回、10月スタートの最新シーズン「相棒season21」で、薫が特命係を離れてから一度も顔を合わせていなかった2人が再会を果たし、約14年ぶりにタッグを組む。

 23日、アイドルグループ「AKB48」の小栗有以さん、俳優の松本怜生さんが、連続ドラマ「パパとムスメの7日間」(TBS、火曜深夜0時58分)に出演することが明らかになった。2007年に放送された人気ドラマのリメーク版で、ある日、突然入れ替わってしまった父娘の物語を描く。小栗さんは娘・川原小梅(飯沼愛さん)の親友・中山律子、松本さんは小梅が思いを寄せる先輩・大杉健太(長尾謙杜さん)の親友・小関智弘を演じる。7月26日スタート。

 23日、女優の杉咲花さんが、NHKの連続ドラマ「プリズム」(総合、火曜午後10時)に主演することが明らかになった。杉咲さんは、2020年度後期の朝ドラ「おちょやん」でヒロインを務めて以来のNHKドラマ。俳優の藤原季節さん、森山未來さんとの共演で描く、大切な人を思う3人の物語となる。杉咲さんは、東京都内の園芸店でアルバイトをする前島皐月、藤原さんは、皐月の恋人になるガーデンデザイナーの森下陸、森山さんは、2人が手掛ける庭園プロジェクトに参加するガーデナー(庭師)の白石悠磨を演じる。7月12日スタート。

 23日、俳優の竹財輝之助さんが、連続ドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系、木曜午後10時)にゲスト出演することが明らかになった。30日放送の最終回(第11話)で、ドバイの大富豪で投資家のサイードを演じる。

 24日、俳優の小関裕太さんが、ドラマ「ブラック/クロウズ~roppongi underground~」(フジテレビ・関東ローカル)に主演することが明らかになった。東京・六本木の闇カジノを舞台にしたピカレスクドラマで、実際にあった闇カジノでの出来事を基にしている。小関さんは闇カジノの支配人・神崎康樹を演じる。前後編で、前編は6月28日深夜0時55分から、後編は7月5日深夜1時5分から放送。

 24日、人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが主演を務める連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日本テレビ系、日曜午後10時半)の追加キャストが発表された。甲斐谷忍さんのマンガ「新・信長公記~ノブナガくんと私~」(講談社)が原作で、戦国武将のクローン高校生たちが「学園の天下統一」を目指す物語。駿河太郎さんが井伊直政、柳俊太郎さんが竹中重治、阿部涼平さんが本多忠勝、須賀健太さんが加藤清正、長田成哉さんが酒井忠次役、内藤秀一郎さんが榊原康政を演じる。さらに片岡久道さんが毛利元就、野村康太さんが前田利家、田野倉雄太さんが真田幸村、松大航也さんが今川義元、草野大成さんが龍造寺隆信を演じる。7月24日スタート。

 24日、アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里さんが、動画配信サービス「Paravi」で独占配信されるドラマ「塩介と甘実-蕎麦(そば)ができるまで探偵-」に出演することが明らかになった。7月期の連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS系、金曜午後10時)のオリジナルストーリーで、お笑い芸人のおいでやす小田さんが主演。「そば処 塩崎」で働く塩崎啓介(おいでやす小田さん)が、店を訪れた客の悩みを推理で解決しようと奮闘する物語。久保さんは塩崎と共に推理する“甘実”こと甘露果也実を演じる。7月8日スタートで、「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」放送終了後に独占配信を開始する。

 24日、2023年度後期の朝ドラのタイトルが「ブギウギ」に決定し、ヒロインのモデルが戦後の大スター、笠置シヅ子さんとなることが明らかになった。脚本を足立紳さんが手がけ、音楽は笠置さんの「東京ブギウギ」を作曲した服部良一さんの孫・服部隆之さんが担当する。笠置さんの人生を、激動の時代の中で、ひたむきに歌に踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。

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