シン・ウルトラマン:ゾーフィ役に山寺宏一 「『ゾフィーの間違いだよ』と」 ゾーフィ&ゼットンの名場面集も

「シン・ウルトラマン」の一場面(C)2022「シン・ウルトラマン」製作委員会(C)円谷プロ
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「シン・ウルトラマン」の一場面(C)2022「シン・ウルトラマン」製作委員会(C)円谷プロ

 庵野秀明さんが企画・脚本を担当した特撮ドラマ「ウルトラマン」の映画「シン・ウルトラマン」で、声優の山寺宏一さんが、ウルトラマンと同じく光の星からやってきた使者・ゾーフィを演じていることが分かった。山寺さんは「マネージャーからの連絡に〈ゾーフィの声〉とあったので『全く世代じゃないから知らないんだねー。ゾフィーの間違いだよ』と言ったら本当にゾーフィだったので再び驚きました」と話している。

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 山寺さんは円谷プロの動画サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中の特別企画「シン・ウルトラファイト」「続・ウルトラファイト」でもナレーションを務めており、「既に『続ウルトラファイト』と『シン・ウルトラファイト』のお話をいただいていたので、まさか本編への出演があるとは思っておらず驚きました」とコメント。

 「シン・ウルトラマン」のキャッチコピーとなっている「そんなに人間が好きになったのか」が「自分のせりふであることを知りまたまた驚きました」と話し、「人類の監視者で裁定者であるゾーフィをどう演じるか、抑揚や年齢感も含め監督陣といろいろ相談しながら、さまざまなパターンで収録。最終的に一番若い感じで演じたものが採用されました。とにもかくにも、時代を超えて生まれたこの素晴らしい作品に参加できたことを、心から誇りに思います!」と思いを語っている。

 ゾーフィと、ゾーフィが地球に伴ってきた天体制圧用最終兵器・ゼットンの名場面を集めた特別映像がYouTubeで公開された。映像では、「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」がゾーフィの言葉だったことが明かされている。

 「シン・ウルトラマン」は、2016年公開の大ヒット映画「シン・ゴジラ」を手がけた庵野さん、樋口真嗣さんが再びタッグを組み、樋口さんが監督を務めた。次々と巨大不明生物・禍威獣(カイジュウ)が現れ、その存在が日常となった日本が舞台で、日本政府は禍威獣対策のスペシャリストを集結し、禍威獣特設対策室専従班、通称・禍特対を設立。禍威獣の危機が迫る中、大気圏外から突如銀色の巨人が現れる……という展開。

 斎藤工さんが、禍特対の神永新二を演じるほか、長澤まさみさん、西島秀俊さん、有岡大貴さん、早見あかりさん、山本さんらが出演する。シンガー・ソングライターの米津玄師さんが主題歌「M八七(エム・ハチジュウナナ)」を担当する。

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