幽☆遊☆白書:実写ドラマで上杉柊平が桑原に 青学ラン&リーゼントヘアのビジュアル 「最高に格好いい人物」演じる喜び

実写ドラマ「幽☆遊☆白書」で桑原和真を演じる上杉柊平さん
1 / 1
実写ドラマ「幽☆遊☆白書」で桑原和真を演じる上杉柊平さん

 冨樫義博さんの人気マンガ「幽☆遊☆白書」が原作のNetflixの実写ドラマで、俳優の上杉柊平さんがメインキャラクターの桑原和真を演じることが7月19日、明らかになった。リーゼントヘアで青の学ランをまとった桑原のキャラクターアートも公開された。同作は、16日からメインキャラクターのキャストが連日発表されており、俳優の北村匠海さんが主人公・浦飯幽助役、志尊淳さんが蔵馬役、本郷奏多が飛影役として出演。上杉さんが桑原を演じることが発表され、メインキャラクター4人のキャストがそろった。

ウナギノボリ

 上杉さんは「まさか小学生のころに読んでいた作品に自分が出演することができるとは思ってもみなかったことと、大人になって感じた、実直で武骨、愛にあふれ、自分の信じたことに真っすぐに突き進める桑原和真という最高に格好いい人物を演じることができることを大変うれしく思いました。それと同時に、世界中に多くのファンがいる本作の実写化にあたってどのように向き合い、どのような役割を担って皆様に愛される作品にしていくかを悩み、プレッシャーも感じました。また、Netflixという世界中に市場を持つフォーマットでの作品に携われることに非常に気持ちがたかぶりました」とコメント。

 「幽☆遊☆白書」について「一人一人のキャラクターの個性がハッキリしていて、一度目にしたら忘れることのできないキャラクターたちは大きな魅力だと感じています。友人宅にあった本作を手に取って読んだのは20年余り前のことになりますが、当時目にした戸愚呂兄のなんともいえない怖さ、不気味さ、そして戸愚呂弟の圧倒的強者感と筋の通ったカリスマ性を子供ながらに感じ、大人になった今でもなんとも言えない不思議な感覚として当時のことを覚えています」と語り、「敵が魅力的という大きな魅力のほかにも、味方や全ての人物にもそのような忘れられないシーンや脳裏に焼き付くストーリーがあり、そういった多くの要素が本作が多くの方から支持される魅力の一つではないかと思います」と思いを語った。

 「大切な誰かを守るために強くなりたいという桑原の優しく、真っすぐな気持ちを大事にしながら向き合いました。同時にそれを実行しようとすることは非常に難しく孤独で寂しいことなのだと実感しながら過ごしました」と明かし、「桑原は感情を隠して行動することが得意なタイプではないので、桑原和真ならその時々にどう感じてどのような行動を取るか、ということを各シーン、各カットごとに監督やキャストの皆様と話し合いながらキャラクターを演じました」と話している。

 撮影については「今までに味わったことのない壮大な規模、スケジュール間での撮影でしたために日々高揚した気持ちで撮影現場に向かっていました。見たことのない大きさのセットや、初めて体感した規模のCG用の撮影方法、全国各地で行われたロケに超一流のチームがそろっての撮影、非常にぜいたくな現場だと感じながらも、自分もその一部なのだと心を奮い立たせ、毎日を過ごしていました」と話し、「全チームでコミュニケーションを取りつつ、携わっている全ての人が素晴らしい作品を作るために本気で向き合っていた最高の撮影現場でした」と振り返った。

 ファンに向けて「世界中の方に愛されている『幽☆遊☆白書』の実写映像化をNetflixにて、全世界の方に見ていただけると思うと今からうれしくて仕方ありません。国境は関係なく楽しんでいただける作品になっていると自信を持ってお伝えできます。原作を愛読されている方々はもちろん、未読の方も『幽☆遊☆白書』の魅力を目いっぱい感じて楽しめる作品になっております。ぜひお楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

 「幽☆遊☆白書」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1990~94年に連載された人気マンガ。死んでしまったが、霊界探偵としてよみがえった浦飯幽助が、人間界と霊界の平和を守るため、仲間と共に妖怪と戦う姿が描かれた。テレビアニメが1992~95年に放送された。舞台化されたことも話題となった。

 実写ドラマは、Netflixが企画・製作し、映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」などで知られる月川翔さんが監督を務める。2023年12月に全世界同時配信される。

アニメ 最新記事