幽☆遊☆白書:“幽助”北村匠海ら実写版キャストが勢ぞろい “飛影”本郷奏多は邪王炎殺黒龍波の苦労語る

実写ドラマ「幽☆遊☆白書」の前夜祭イベントの様子
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実写ドラマ「幽☆遊☆白書」の前夜祭イベントの様子

 冨樫義博さんの人気マンガが原作の実写ドラマ「幽☆遊☆白書」の前夜祭イベントが12月13日、東京都内で行われ、主人公・浦飯幽助役の北村匠海さん、飛影役の本郷奏多さんらメインキャストが登場。会場に集まった約5000人の観客を前に、撮影時の印象的なエピソードなどを明かして場を盛り上げた。

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 この日のイベントは「決戦前夜祭・全世界最速上映イベント」と銘打って開催された。幽助を演じる北村さんは「彼が信じた、(原作で)全編で突き通している正義感というものが、今回の実写版の全5話に現れていると思います」とコメントし、「『これだけ時間をかけて作った』とかは本当にどうでもよくて……ただ完成したものを見た時に、監督に『これはとんでもないもの、できましたね』と言いたい気持ちでいっぱいになりました」と手ごたえも明かした。

 飛影を演じる本郷さんは、撮影時のエピソードを聞かれると「飛影は、代名詞でもある必殺技“邪王炎殺黒龍波”を放つわけです。そうすると、右腕が焼け焦げてぼろぼろになってしまうんですよ。その特殊メークを、毎日みんなより3時間ぐらい早く(現場に)入って、(技を)使い終わった右腕を作って、挑んでいた」と当時の苦労を回顧。さらに「お昼休憩に、そっちの手でご飯を食べることができないんですね。だから、左手でご飯を食べるのがめちゃくちゃ上手になりました(笑い)」と明かし、北村さんらを笑わせていた。

 実写ドラマは、Netflixが企画・製作。映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」などで知られる月川翔さんが監督を務め、日本人として米アカデミー科学技術賞を受賞した坂口亮さんがVFXスーパーバイザーとして参加する。Netflixで12月14日から世界配信される。

 「幽☆遊☆白書」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1990~94年に連載された人気マンガ。死んでしまったが、霊界探偵としてよみがえった浦飯幽助が、人間界と霊界の平和を守るため、仲間と共に妖怪と戦う姿が描かれた。テレビアニメが1992~95年に放送された。舞台化されたことも話題となった。

 イベントには志尊淳さん、上杉柊平さん、白石聖さん、古川琴音さん、見上愛さん、清水尋也さん、町田啓太さん、梶芽衣子さん、滝藤賢一さん、綾野剛さん、月川監督も出席した。

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