競争の番人:“白熊”杏が雛形あきこを聴取 情に訴え「小勝負に似てきた?」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「競争の番人」第7話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第7話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優のさんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)第7話が8月22日に放送された。公正取引委員会第六審査(通称ダイロク)の白熊楓(杏さん)が、大手通販サイト「三ツ星マーケット」ブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこさん)を聴取する場面が描かれ、情に訴える白熊の姿に、視聴者から「小勝負に似てきた?」「小勝負と化した白熊」との声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、東大法学部を首席で卒業した小勝負勉(坂口さん)、直情径行型の元刑事で新人の白熊らダイロクが、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す。

 第7話では、杏が小勝負を見返すべく、大手通販サイト「三ツ星マーケット」のオリジナルブランド「アンカレント」の再販売価格維持(メーカーやブランドが販売店に価格を指定する圧力をかけること)を1人で調査する。しかし、三ツ星マーケットには他にも隠していることがあり……という展開だった。

 美佐子はアンカレントを設立した後、同じ美大を卒業した三ツ星マーケット社長の山辺純次(姜暢雄さん)に誘われ、アンカレントを三ツ星マーケットのオリジナルブランドとして展開していた。

 美佐子の思いとは裏腹に、独特のデザインが売りだったアンカレントは、オリジナルブランド化をきっかけに万人受けするデザインに方針転換。これは山辺の狙い通りだったが、売り上げは伸び悩み、低評価の口コミが目立つようになっていた。

 杏は小勝負の助言を得て、三ツ星マーケットが意図的に人気商品ランキングを操作し、アンカレントを競合ブランドよりも優位に立たせていることを突き止める。

 美佐子を聴取する白熊。美佐子が以前のデザインのアンカレントの服を着用していることから、白熊は「あなた自身、今作っているものに納得していないからじゃないんですか?」と問う。

 さらに白熊は、アンカレントに憧れてアパレル業界に飛び込んだものの、三ツ星マーケットでの売り上げ低迷を受けブランド撤退を余儀なくされた館山留美(夏子さん)の存在を美佐子に知らせ、「彼女は夢を奪われたんです。憧れだったアンカレントに」と語る。

 情に訴える白熊の追及が功を奏し、美佐子は「ランキング操作のうわさは聞いたことがあります」と話した上で、山辺がITシステムを依頼している会社の名前を白熊に教えた。

 SNSでは「今日は完全な白熊回だね」「白熊さん、よく調べたね」「あっさり落ちた」「頑張ったー! 小勝負くんぽかったけどよかったね! 白熊ちゃん」「最後はやっぱり心に訴える力ですね」といったコメントが並んだ。

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