ザ・ロイヤルファミリー:競馬ファンの“熱量”で競走馬クレジット記載へ ドラマPが「続編」への思いも明かす

「ザ・ロイヤルファミリー」の一場面(C)TBSスパークル/TBS
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「ザ・ロイヤルファミリー」の一場面(C)TBSスパークル/TBS

 妻夫木聡さん主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)の最終回拡大SPが12月14日に放送される。ドラマのエンディングでは、登場した競走馬のクレジットが表記されSNSでも盛り上がりを見せていたが、その理由について加藤章一プロデューサーに聞いた。

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 JRA(日本中央競馬会)の全面協力もあり実現したドラマだったが、「JRAの方や騎手、調教師の方たちも好意的に受け取ってくださって、競馬の裏側とまではいきませんが、そのあたり描いた作品があまりなかったので、みなさん喜んでいただき、安心しています」と話す。

 放送ごとに、競馬ファンから多くの反響が集まっていることも実感しているという。

 「(ドラマの)ポスタービジュアルが解禁されて、マイネルホウオウだとすぐに当てられてびっくりしました。それもあって、『みなさん馬のことが好きで、関心があるならテロップにその回出た出演馬を入れるのがいいよね』と、視聴者のみなさんにも喜んでもらえるし、馬にとってもいいかなと思って入れました」と最初は予定がなかったが、競馬ファンの熱量の高さからもクレジットを記載することになったと明かす。

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 「ただし登場する競走馬がどんどん増えていって、クレジットを入れる作業がどんどん大変になっていって(笑)。苦労はしましたが、テロップを入れたことは良かったかなって。それで喜んでいただける方がいるのは良かったなと思ってます」

 そして、SNSでは早くから“続編”を希望する声も上がっているが、加藤プロデューサーも思いは一緒だという。

 「僕の気持ちとしてはやりたいな、と思っています。それは妻夫木さんをはじめ、キャストのみなさんもおっしゃってくださいました。もちろん続編ができたらいいんですが、(原作の)早見和真さんに書いていただかないと何も始まらないので(笑)」

 「でも撮影チームはいつでも対応できますし、レースシーンの撮影方法などノウハウもたまってきたので、何も決まっていない話ですが『次やったらもっとかっこいい映像撮れる』とか、『こういう風に準備したらもっといい映像撮れる』とか、JRAからも『次もしあれば、こういう風にすればもっと効果的にやりますよね』とか……話だけは出ています。ただ、具体的に何かが進んでいるわけではありません。でも、やりたいなというのはスタッフもキャスト一致していると思っています」

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図公開! 競馬の世界が舞台 妻夫木聡主演「撮影がとにかく楽しみ」

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図 (C)TBSスパークル/TBS
ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図 (C)TBSスパークル/TBS

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