寺尾聰:「おコメの女」で松嶋菜々子の父親役 「『まだまだ張り切ってやっているな!』と思って」

2026年1月8日スタートの連続ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」に出演する寺尾聰さん(C)テレビ朝日
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2026年1月8日スタートの連続ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」に出演する寺尾聰さん(C)テレビ朝日

 俳優の寺尾聰さんが、松嶋菜々子さん主演で2026年1月8日にスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(木曜午後9時※初回は6分拡大)に出演することが分かった。主人公の米田正子(よねだ・せいこ、松嶋さん)の父親・米田田次(よねだ・でんじ)を演じる。

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 今作は、税務調査で高い情報収集力と調査スキルを誇る東京国税局・資料調査課(料の米偏から“コメ”と呼ばれる)に新設されたドラマオリジナル部署「複雑国税事案処理室(通称ザッコク)」を舞台に、敏腕調査官の米田正子が、個性派ぞろいのメンバーと共に悪徳脱税者を成敗していく物語。

 寺尾さん演じる田次は、妻の房代を亡くして以来、新潟県南魚沼の小さな田園で一人慎ましい生活を送り、家庭菜園で野菜を育てながら穏やかに暮らす。しかし、たまに帰省する娘の正子とは“微妙な距離感”がある。一方の正子は、高校の卒業式の日に父母と3人で撮った写真を大切に保管している。

 寺尾さんは「今回お話をいただいた際、松嶋菜々子さんが主演だと聞いて面白そうだなと思いました。『家政婦のミタ』(2011年)というドラマを拝見したことがあるのですが、“まっすぐスッと立って”演じている松嶋さんの姿がとても素敵だなと思っていました。正直スケジュールのことを考えると、年齢的、体力的にキツイかもしれない……と思ったのですが、主演が松嶋さんということ、そしてプロデューサーとの人間関係で出演を決めました」とコメント。

 「ここ何年間か僕も仲良くしていた西田敏行だとか同世代の素敵な俳優さんが亡くなられて、本当に悲しいし、残念なんです。だからこそ、同世代の俳優のひとりとして、画面に映った僕を見て『あぁ、コイツはまだやってるんだ! 面白いじゃん!』と言ってもらえることを楽しみにしています。また、同世代の視聴者の皆さんにも、元気に芝居している僕の姿を見て『あいつ、まだまだ張り切ってやっているな!』と思っていただき、前向きに歩いてもらう……そんな何かの足しになればいいな、と思っております」と話した。

 「おコメの女」は12月7日から、7日連続でメインキャストを発表。佐野勇斗さん、長濱ねるさん、千葉雄大さん、高橋克実さん、戸次重幸さん、大地真央さん、そして寺尾さんが出演することが発表された。

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