アニメ1週間:「映画 ゆるキャン△」興収10億円突破 アニサマ2022開催

「Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-」に登場した鈴木愛理さん(C)Animelo Summer Live 2022
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「Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-」に登場した鈴木愛理さん(C)Animelo Summer Live 2022

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(8月21~27日)は、「映画『ゆるキャン△』」の興行収入が10億円を突破したニュースや「Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-」が開催された話題などが注目された。

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 8月21日、ゲームやアニメなどが人気の「ウマ娘 プリティーダービー」が、2023年1月に初めて舞台化されることが分かった。歌、ダンス、レース、ライブを楽しめる舞台になるという。山根綺さんがダイタクヘリオス、今泉りおなさんがヤマニンゼファー、礒部花凜さんがダイイチルビー、佐藤日向さんがケイエスミラクルをそれぞれ演じることも発表された。

 22日、川原礫(れき)さんの人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」シリーズの劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ-」の第2弾「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ」(河野亜矢子監督)が、予定していた9月10日の公開を延期することが分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による制作遅延のため、公開を延期することになった。

 22日、アニメ「SAO」「WORKING!!」シリーズなどでキャラクターデザイン、総作画監督を担当した足立慎吾さんが監督を務めるオリジナルテレビアニメ「リコリス・リコイル」のスピンオフ小説「リコリス・リコイル Ordinary days」(電撃文庫)が、9月9日の発売を前に重版が決まったことが分かった。予約が好調だったことを受けて、重版されることになった。

 23日、あfろさんのマンガが原作のアニメ「ゆるキャン△」の劇場版アニメ「映画『ゆるキャン△』」(京極義昭監督)の興行収入が10億円を突破したことが分かった。7月1日の公開から約2カ月で10億円の大台に達した。観客動員数は69万人を突破するなどヒットしている。

 23日、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載されたマンガ「ロマンティック・キラー」がアニメ化され、10月27日からNetflixで全世界配信されることが分かった。“絶対恋愛したくない”女子高生・星野杏子と、とある目的で杏子に恋愛をさせるべく突然現れた魔法使いのリリが繰り広げるドタバタラブコメディーで、声優の高橋李依さんが主人公の星野杏子、小松未可子さんが魔法使いのリリを演じることも発表された。

 24日、鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の21作目となる劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」が、グローバル(全世界)週末興行ランキングで首位になったことが分かった。18日に海外でも公開され、21日時点の全世界興行収入は、約70億8000円を記録するなど大ヒットしている。

 25日、日本動画協会が、日本のアニメ作品総合データベース「アニメ大全」を一般公開した。日本動画協会は「未来に向けて日本のアニメーションの“真”の魅力を世界中のすべての人たちに向けて発信すること」を目指した「アニメNEXT_100」プロジェクトを2015年より推進しており、同プロジェクトの一環として公開されることになった。登録作品数は約1万5000件で、日本のアニメに関する世界最大規模のデータベースとなる。

 26日、円谷プロダクションとアニメ制作会社TRIGGER(トリガー)によるテレビアニメ「SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)」と「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」の完全新作劇場版「グリッドマン ユニバース」が制作され、2023年に公開されることが分かった。

 26日、アニメソングの大型ライブイベント「Animelo Summer Live(アニサマ) 2022 -Sparkle-」がさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で開幕した。初日は、斉藤朱夏さん、愛美さん、大西亜玖璃さん、中島由貴さんがソロとして初出演した。歌手でモデルの鈴木愛理さん、ミュージシャンのオーイシマサヨシさんらも登場した。28日まで。

 26日、尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)が、8月6日の公開から20日間で興行収入が100億円を突破したことが分かった。公開から20日の100億円突破は、2022年公開作品で最速となった。

 26日、1970年代を中心にマンガやアニメが人気を集めた「UFOロボ グレンダイザー」が、新プロジェクト「プロジェクトG」として復活することが分かった。原作者の永井豪さんが製作総指揮を務める「UFOロボ グレンダイザー」の新たなコンテンツが制作され、2023年に“解禁”される。マンガが連載を開始した1975年から約48年の時を超えて伝説のロボットが現代によみがえる。

 27日、中国で人気の劇場版アニメ「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」の日本語吹き替え版「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」が、全5話のテレビアニメとしてTOKYO MXほかで10月7日から放送されることが分かった。

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