仲野太賀:テレ朝初主演ドラマ ノンストップ&ほぼ本番一発撮り「ニヤニヤしながら楽しんで」

ドラマ「ジャパニーズスタイル」で主演を務める仲野太賀さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「ジャパニーズスタイル」で主演を務める仲野太賀さん=テレビ朝日提供

 俳優の仲野太賀さんが、テレビ朝日系で10月にスタートする土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」(土曜午後11時半)で主演を務めることが8月29日、発表された。仲野さんが同局のドラマで主演を務めるのは初めて。温泉旅館「虹の屋」の3代目を務める父親に反発し家を飛び出すも、10年ぶりに帰ってくる柿丘哲郎を演じる。

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 同局では初の“シットコムドラマ”となり、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室、大浴場の入り口とエレベーターのみが舞台。限られた空間で、30分間のノンストップの群像劇が繰り広げられる。撮影もほぼ本番一発勝負でノンストップで行われる。

 脚本は、日本テレビ系ドラマ「俺の話は長い」(2019年)、「コントが始まる」(2021年)の金子茂樹さん。監督は、テレビ朝日系ドラマ「和田家の男たち」(2021年)などを手がけた深川栄洋さんが務める。

 仲野さんは「珍しいコンセプトで、チャレンジングなドラマになると思うので、初めてお話をいただいた時はとてもワクワクしました。おそらく僕だけではなく、キャスト、スタッフのみなさんも初めての経験が多くなると思うので、みんなで力を合わせて頑張りたいです」と語っている。

 続けて、「ノンストップ撮影という緊張感と臨場感……怖いもの見たさと言いますか、そういう気持ちで見てもらえたらいいなと思いますが……普段のドラマを見る感覚とはまた違う感じで、『コイツ、こんなところで失敗してる!』とか、そういう部分もニヤニヤしながら楽しんでもらえたらうれしいですね」とアピールした。

 金子さんは「脚本家になったころから『いつかこういうことができたらなあ』と思っていたことをやらせてもらえる機会に恵まれ、喜びと焦りを交互にかみしめながら日々台本と向き合っております。日本のどこかにいる中学2年生とか高校1年生ぐらいの子がたまたま見て『テレビっておもしれえな』と思ってくれたら最高ですね」とコメントした。

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