鎌倉殿の13人:シルビア・グラブ“藤原兼子”登場 上皇の乳母、大政治家 小池栄子“政子”と対立も

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で藤原兼子を演じるシルビア・グラブさん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で藤原兼子を演じるシルビア・グラブさん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第34回「理想の結婚」が9月4日に放送される。同回から、女優のシルビア・グラブさんが藤原兼子役で登場する。

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 藤原兼子は後鳥羽上皇(尾上松也さん)の乳母。後に政子(小池栄子さん)と対決する大政治家。シルビアさんは6月の出演発表の際、「後鳥羽上皇を育て、鎌倉時代にかなり力を持っていたとされ、政治にも助言し影響力があったそうです。北条政子もそうですが、この時代の女性はかなり強いと感じています」と印象を語っていた。

 大河ドラマへの出演は、「真田丸」(2016年)に続いて2回目。6年前の初大河を振り返り、「ものすご~く緊張しました。でも舞のシーンなどもあり、稽古(けいこ)を重ねていくとともに、とても楽しくなってきました。子供のころに大好きだった時代劇。その現場に居られることが夢のようでした」と話していた。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

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