ATRI:ANIPLEX.EXEのノベルゲームがテレビアニメ化 TROYCA制作

「ATRI -My Dear Moments-」のビジュアル(C)ATRI ANIME PROJECT
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「ATRI -My Dear Moments-」のビジュアル(C)ATRI ANIME PROJECT

 アニプレックスのノベルゲームブランド「ANIPLEX.EXE」のゲーム「ATRI -My Dear Moments-」がテレビアニメ化されることが分かった。「やがて君になる」などの加藤誠さんが監督を務め、花田十輝さんが脚本を担当する。TROYCAが制作する。コミカライズが10月7日発売の雑誌「コンプティーク」(KADOKAWA)11月号で連載をスタートする。9月24日、アニプレックスのオンラインイベント「Aniplex Online Fest 2022」で発表された。

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 同作は、2019年に誕生した「ANIPLEX.EXE」の第1弾タイトルで、17万ダウンロードを突破するなど人気を集めている。孤独な少年とロボットの少女のひと夏の青春を描く。

 ストーリー原案の紺野アスタさんは「まだ学生だった頃、一番なりたかった職業はアニメのシナリオライター、次が小説家。けど、どうやったらなれるのか分からず、成り行きもあってゲーム会社へ就職し、気付くとノベルゲームのシナリオライターになっていました。あれからゲーム開発の仕事を続けて、そんな昔のこともすっかり忘れた頃に、まさか自分の携わったゲームがアニメになるなんて。今でもまだ信じられません。アトリや夏生たちがテレビの中で動いている姿を見るのが、今から楽しみです」とコメント。

 加藤監督は「本作は世界を救う壮大な使命を背負った“ハンディキャップのある青年”と“ロボットの少女”の、ひと夏の小さな恋の物語です。これまでにすてきな恋愛作品を映像化させていただきましたが、人間とロボットが紡ぐ愛の物語は初めてとなります。“愛とはなにか?”“心とはどれか?” 本作が抱える二つのテーマは、私たちの日常にも通じる普遍的で大切なテーマだと感じています。監督として初心に帰りたいこと、新たに挑戦したいことを本作に込め、丁寧なフィルムに仕上げていきたいと思います」と話している。

 ◇スタッフ(敬称略)

 ストーリー原案:紺野アスタ(Frontwing)▽キャラクター原案:ゆさの、基4▽監督:加藤誠▽シリーズ構成:花田十輝▽アニメーション制作:TROYCA

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