青のオーケストラ:日本アニメーション制作 監督は岸誠二 テレビアニメのスタッフ発表

「青のオーケストラ」のビジュアル(C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション
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「青のオーケストラ」のビジュアル(C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

 高校のオーケストラ部が舞台の青春マンガが原作のテレビアニメ「青のオーケストラ」のスタッフが発表され、日本アニメーションがアニメを制作することが分かった。岸誠二さんが監督を務め、柿原優子さんがシリーズ構成・脚本を担当する。再びバイオリンを手にした主人公・青野一が、パッヘルベル作曲の「カノン」を演奏する姿を描いたPV第1弾がNHKの公式サイトで公開された。

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 岸監督は「ヴァイオリンの美しい音色。オーケストラの多様な音色。良質なアニメーションと共に皆様の元にお届けするべくアニメスタッフ一丸となって鋭意制作中です。音楽と映像が織りなすハーモニーをお楽しみいただければ幸いです」とコメント。

 柿原さんは「私も学生時代、部活に打ち込んでいたので、原作を読むと、ふとしたシーンに懐かしい気持ちがこみあげてきます。青春真っ最中の人も、そうでない人も、ぜひアニメで、青オケを楽しんでいただきたいです」と話している。

 「青のオーケストラ」は、2017年から小学館のマンガサイト「裏サンデー」、マンガアプリ「マンガワン」で連載中の阿久井真さんのマンガ。高校の強豪オーケストラ部を舞台に、部員たちが切磋琢磨(せっさたくま)する姿が描かれている。とある理由でバイオリンを弾くのをやめた天才少年、青野一が、一人の少女と出会ったことをきっかけに再びバイオリンを弾くことになる。NHK・Eテレで2023年4月から放送される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:岸誠二▽シリーズ構成・脚本:柿原優子▽キャラクターデザイン:森田和明▽アニメーション制作:日本アニメーション

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