浜田雅功：「プレバト！！」10周年で“10分”の記念会見　10年は「あっという間でした」　自信があるジャンルも明かす

　お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さんがこのほど、東京都内で行われた、芸能人の隠れた才能を専門家が査定してランキング形式で発表する人気バラエティー番組「プレバト！！」（MBS・TBS系、木曜午後7時）の会見に出席した。会見は、2012年10月11日に放送をスタートした同番組が10周年を迎えることを記念して“10分間”限定で開催。番組MCを務める浜田さんは、10周年を迎えることについて「『10年もやってたかなー』という感じですね。あっという間でした」と心境を明かしていた。

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　「プレバト！！」はMCを浜田さんとMBSの清水麻椰アナウンサーが担当。「才能査定ランキング」は放送開始から約1年後の2013年11月にスタートし、これまでに“夏井先生”こと俳人の夏井いつきさんが俳句を査定する人気企画「俳句の才能査定ランキング」をはじめ、「和紙ちぎり絵」「水彩画」「消しゴムはんこ」「いけばな」「盛り付け」などさまざまなジャンルで芸能人の才能査定を行ってきた。

　浜田さんは「（現在は）俳句に落ち着いたんですけど、始まった時は試行錯誤しながら……いろんなことをしての今ですから」と放送開始当初を回顧。また、これまでで印象に残っていることを聞かれると、「その、ごちゃごちゃやっていた（最初の）1年間（笑い）。毎週毎週『これなにしとんねん』みたいな……スタッフも試行錯誤しながら、いろんな企画を考えて、やっていたんですけどね」と苦笑い。自身にとって同番組はどういう存在かと聞かれると「毎週来る番組」と笑わせつつ、「（収録に）来た時に『誰が何位になんのやろ』という思いは、本当にありますよ。（順位が）落ちたんや、とか上がったんや、とかそれぞれの人への気持ちはあるので、それは気になりますね」と出演者への思いも語った。

　また、MCとして大事にしている思いについて「司会がメインじゃなく、出ている人がメインなので、（出演者が）どういう人なのか、と（視聴者に）思っていただけるようにやらないかんなと思っています。僕、突っ込んでいるだけなので、何もしていませんから（笑い）」と説明。自身がMCを務める番組は収録時間が短いというエピソードに触れられると、「そんなつもりはないんですけどね」としつつ「編集してできるものじゃなく、現場で空気を作ってやっているので……『ここ、ずっと聞いていてもしゃあないな』と思うときはスパッと切ります。テンポを考えて」と秘けつを明かしていた。

　さらに、同番組で自身が参加するならどのジャンルかと聞かれると、「僕が何かの査定で出たときは、最終回と思ってください」とおどけ、「たぶん僕、全部『才能ナシ』やと思うんですよ」と本音も吐露。ただ、「絵は多少自信あるんですけど」とも冗談めかして語り、「みなさんをびっくりさせるためには、なんとか勉強して、色鉛筆ですね。（みんなが自分のことを）『下手や』と思っとるから」と話して場を笑わせていた。会見には清水アナウンサーも出席した。