TAAF2023：「みんなが選ぶベスト100」ファン投票スタート　2022年度に最も愛されたアニメ選出

　国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023（TAAF2023）」（同実行委員会・日本動画協会主催）の「アニメ オブ ザ イヤー部門」で、ファンの投票によって選ばれる「みんなが選ぶベスト100」の投票受け付けが11月1日にスタートした。2021年10月1日～2022年9月30日に上映・放送された作品の中からファン投票により「2022年度に最も愛された100作品」が決まる。TAAF2023の公式サイトで12月2日まで投票を受け付ける。

　「みんなが選ぶベスト100」は、「好きな作品」「よかったと思う作品」「ほかの人たちにも薦めたい作品」などの基準でファンが投票する。選出された「みんなが選ぶベスト100」の中からさらにファン投票が実施され、最も投票数の多かった作品に「アニメファン賞」が贈られる。

　アニメファン賞は、2021年度はテレビアニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT！」第1クール、2020年度は「アイドリッシュセブン Second BEAT！」、2019年度は劇場版アニメ「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」（古田丈司総監督）、2018年度は「BANANA FISH」、2017年度は「ユーリ！！！ on ICE」が受賞した。

　「みんなが選ぶベスト100」の中からアニメ業界で活躍するプロデューサー、クリエーター、メディア、アニメグッズを扱う店舗などアニメのプロの投票で「作品賞」「個人賞」も選出する。2021年度の作品賞の劇場映画部門は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、作品賞のテレビシリーズ部門は「呪術廻戦」だった。

　TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。プロ、アマ問わず世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。今年は東京・池袋で2023年3月10～13日に開催。