高杉真宙:「映画 賭ケグルイ」に続く共演 「舞いあがれ!」福原遥から感じた「堂々たる座長感」

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で刈谷博文を演じる高杉真宙さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で刈谷博文を演じる高杉真宙さん (C)NHK

 福原遥さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」に出演中の俳優の高杉真宙さん。ヒロイン・岩倉舞を演じる福原さんとは2019年5月公開の「映画 賭ケグルイ」で共演しており、「ご一緒するのは2回目です」と話す。「以前に映画で共演したときにはガラッと空気を変える弾けたお芝居をされていて『これはすごいな』と思ったので、今回はどんなふうに世界を切り取って撮影されるんだろうというワクワク感の中で参加させていただきました」という高杉さんが、福原さんの“座長ぶり”を語った。

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 「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島が舞台。さまざまな人との絆を育みながら、「空」に憧れるヒロインが「飛ぶ」夢に向かっていく、挫折と再生の物語だ。

 同局の土曜ドラマとして2020年1月に放送された「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんのオリジナルで、共同脚本として、嶋田うれ葉さん、佃良太さんもチームに加わる。

 高杉さんが演じているのは、浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」の部員で、人力飛行機「スワン号」の設計を担当する福岡出身の大学3回生・刈谷博文。サークル内で、人力飛行機の設計を2年連続で担当し、「なにわの天才」と呼ばれていて、舞が大学で出合う個性豊かな先輩のうちの一人だ。

 高杉さんは「ヒロインの福原遥さんは僕より年齢が少し下ですが、そう感じさせない堂々たる座長感。大阪ことばでセリフ量も多くていろいろなお稽古(けいこ)があり、ヒロインが一番大変だとは思いますが、それを感じさせない明るさで周りへの気遣いができる方です」と印象を明かす。

 「もちろん、演技でも周りをよく見ているからこそ、こうしようってやり取りできると思うので本当にすごいなと思います」と感心する高杉さんは、「自分の25、26歳の夏に『舞いあがれ!』の撮影があり、本当に熱い、すてきな青春を送らせていただいたなと感じています。自分の出演しているなにわバードマンのパートが岩倉にとって『あそこに戻りたいな』と思えるようなシーンになっていればいいなと思いますし、岩倉のこれからの人生を僕自身も視聴者の1人として楽しめたらいいなと思っています」と思いを語った。

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