菜々緒:現代に生きる女忍者に 来年1月期「忍者に結婚は難しい」で主演 鈴木伸之とのラブコメディー

2023年1月期の連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」で主演を務める菜々緒さん(右)と共演の鈴木伸之さん(C)フジテレビ
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2023年1月期の連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」で主演を務める菜々緒さん(右)と共演の鈴木伸之さん(C)フジテレビ

 女優の菜々緒さんが、2023年1月期の連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ系、木曜午後10時)で主演を務めることが11月15日、明らかになった。菜々緒さんが同局のゴールデン・プライム帯(GP帯)の連ドラに主演するのは初めて。「ルパンの娘」シリーズの横関大さんの小説「忍者に結婚は難しい」(講談社)を実写化。互いの正体を知らずに結婚したライバル関係の忍者夫婦が、それぞれの特殊任務遂行に奮闘するラブコメディーとなる。現代に生きる甲賀忍者の末裔(まつえい)・草刈蛍を菜々緒さん、その夫で伊賀忍者の末裔・草刈悟郎を俳優の鈴木伸之さんが演じる。

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 蛍は表向きは穏やかで物静かだが、実は完璧主義。人一倍気が強く、毒舌な一面もある。毎朝のジョギングやトレーニングで鍛錬しながらも、日常生活では周囲に忍者らしい振る舞いがバレないように過ごしている。

 28歳のときに悟郎と結婚。しかし、ラブラブだったのは最初だけで、すれ違う感情、かみ合わない会話から、夫婦関係は冷めきって破綻寸前に。そんな中、蛍と悟郎それぞれに特殊任務が舞い込む。任務遂行でニアミスする2人は、やがて互いの正体を疑い始める。

 劇中には、忍者ファンたちが集う「忍者居酒屋」や配信コンテンツ「忍者ダンス」、偵察用の「ドローン」などが登場。現代要素を多く盛り込んだ演出になるという。

 コメントは以下の通り。

 ◇菜々緒さん

 --本作のオファーを受けたときの感想を教えてください。

 私は占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです。もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています。

 --本作の“役柄”(夫婦・忍者)を演じるにあたって。

 頭脳や体力など全てに優れている甲賀というしきたりある流派の中で活躍する女忍者として、妻として、その表情や所作など細かい部分を意識しながら演技をしていきたいと思います。

 --作品の見どころをお願いします。

 恋愛感や結婚あるある要素だけでなく、互いに正体を知らないまま結婚した伊賀と甲賀の忍者夫婦の行く末にぜひ注目いただきたいです。日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見ていただける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります。

 ◇鈴木伸之さん

 --初の“忍者役”について。

 忍者と聞くと手裏剣や忍び足など、子供のころになりきったり、思い描いたりしたイメージを持っていました。忍者の役というのはあまり聞きなじみがないので、どう表現していけるのか。今から自分自身に対しドキドキしております。

 --脚本を読んだ印象をお聞かせください。

 お互いが反対を向いているようで実は向き合ってるような、そんな表裏一体、ハラハラできる作品なのかと感じています。松田(裕子)さんの脚本から出る個性を大切にしながら、“悟郎”(夫役)としてしっかりと作品に取り組まなければと感じています。

 ◇菜々緒さんとの「夫婦共演」について。

 菜々緒さんとご一緒させていただけてうれしいです。どんな対照的な夫婦になっていけるのか。ここから約3カ月、苦楽を共にして最後には笑い合えるようなそんな日々にできたらと思っています。皆様、よろしくお願いします。

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