silent:“奈々”夏帆の手話のプレゼント 「使い回し」から「おすそ分け」に 視聴者「ちゃんと救ってくれる」「silentらしい」

連続ドラマ「silent」第7話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」第7話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第7話が11月17日に放送された。思いを寄せる佐倉想(目黒蓮さん)に教えた手話が、青羽紬(川口さん)に伝わっていると知った桃野奈々(夏帆さん)。10日に放送された第6話では、奈々が紬に「プレゼント使い回された気持ち」と感情をぶつけたが、第7話では奈々の心境が変化した。

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 奈々から「プレゼント使い回された気持ち」と言われた紬は、想に頼んでもう一度奈々と話す機会を設けた。紬はまだまだつたない手話だが、奈々に「今の佐倉くんがいるのは奈々さんのおかげ。私に感謝されても全然うれしくないと思うんですけど、でも伝えたくて」と一生懸命に気持ちを届ける。

 さらに、紬は想と別れた8年の間、彼がただ元気にしているかどうか、そのことだけが心配だったと打ち明ける。「また会いたいとかより、毎日誰かと笑って過ごしてほしいって、それだけ願ってました。だから、佐倉くんのそばに奈々さんがいてくれて本当によかったです。佐倉くんが一番そう思ってます」と告げた。

 奈々が紬に「手話、全部確認してきたの?」と尋ねると、紬はこの日のために手話教室の講師から教わったことを明かす。紬のひたむきな姿に心を動かされた奈々は、「上達したいなら、とにかく手話で話すようにしたほうがいい。想くんとたくさん話したほうがいいよ」と伝えて、紬と別れた。

 その後、想と会った奈々は「この8年、どれだけ想くんのことを心配してたかって熱弁された。下手くそな手話で一生懸命話してくれたよ。気持ちを伝えようって、必死になってくれる姿ってすごくいとおしい。真っすぐにその人の言葉が自分だけに飛んでくる。想くんもあの子と話してると、そんな気持ちなんだろうなって思った」と話す。

 そして、「この前、プレゼント使い回された気分って言っちゃった。私が想くんに教えた手話が、あの子に伝わっていくの。でも今は、おすそ分けしたって気持ち。あげてよかったって気持ち」と笑顔を浮かべて……と展開した。

 SNSでは「受容力がすごい、奈々さん……」「あまりにも大人」「成熟した人」と、奈々の人間性が話題に。また、手話のプレゼントが「使い回し」から「おすそ分け」へと表現が変化し、「ちゃんと救ってくれるのいい」「言葉の使い方がうますぎるこのドラマ……」「言葉がとげのあるものから温かいものに置き換わっていくのほんとsilentらしくて大好きだなあ」と称賛の声が上がった。

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