ガンプラW杯:U-14日本代表「サザビー二号機試作型」 全身のディテールにこだわり

「ガンプラビルダーズワールドカップ 10thトーナメント」の日本大会の14歳以下のU-14コースで優勝した「サザビー二号機試作型」(ヤマサキさん)(C)創通・サンライズ
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「ガンプラビルダーズワールドカップ 10thトーナメント」の日本大会の14歳以下のU-14コースで優勝した「サザビー二号機試作型」(ヤマサキさん)(C)創通・サンライズ

 アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯) 10thトーナメント」の日本大会の14歳以下のU-14コースで14歳のヤマサキさんの「サザビー二号機試作型」が優勝し、日本代表に選ばれたことが11月19日、分かった。ヤマサキさんはガンプラ歴約2年半で、一番好きだというサザビーをモチーフとしたガンプラで、格納庫風のジオラマも制作。こだわりを「全身にディテールをくまなく入れました。機能性を考えて筋彫りを入れました」と語った。

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 同コンテストは、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会で、2011年に始まり、今回は2019年以来、約3年ぶりの開催となった。14歳以下のU-14コース、15歳以上、20歳以下のU-20コース、21歳以上のOVER-21コースがある。川口名人ことバンダイスピリッツの川口克己さんらが審査した。

 U-14コースの2位は「キッカの決意 ~ハヤトが残したガンキャノン~」(コーシロンさん)、3位は「サイコミュの系譜~継承のはじまり~」(黒龍さん)だった。各コースでウェブ投票企画「AUDIENCE(オーディエンス)賞」も実施し、U-14コースでは「サイコミュの系譜~継承のはじまり~」が選ばれた。

 コンテストは、日本のほか、中国内地、韓国、台湾、香港特別行政区、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ベトナム、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ&中東の15の国と地域で開催。各エリア、地域大会を順次開催し、代表を選出する。各代表が12月17日にオンラインで開催される世界大会決勝戦で激突する。

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