エルピス:恵那「本当に松本さんを釈放できるかもしれない」 無精ひげの拓朗がつかんだ一世一代のスクープとは(ネタバレあり)

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第5話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第5話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第5話が11月21日に放送された。松本良夫死刑囚(片岡正二郎さん)の冤罪(えんざい)疑惑をめぐり、若手ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)が一世一代のスクープをつかむ過程が描かれた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 実在の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した浅川恵那(長澤さん)とその仲間たちが、連続殺人事件の冤罪疑惑を追う。

 第5話では、松本良夫死刑囚(片岡正二郎さん)の再審請求が棄却され、責任を感じた“チェリーさん”こと大山さくら(三浦透子さん)が自殺を図る。

 岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)たちは特集の続編制作を禁じられるが、世間の反響が大きく視聴率も良かっただけに納得できず、拓朗は事件の目撃証言をした西澤正(世志男さん)の身辺を単独で調べ始める。すると、西澤がかつて、事件のあった神奈川・八頭尾山のふもとの町に住んでいたことが判明して……という展開だった。

 現地で聞き込みを続けた結果、拓朗は名古屋で西澤の元妻・由美子との接触に成功する。由美子は、西澤の証言について「うそです。主人はその時刻、家にいました。家で酔っ払って寝ていました」と主張。西澤がうそをついた理由を「(誰かから)お金をもらったんだと思います」と話した。

 一世一代のスクープをつかんだ拓朗は、深夜情報番組「フライデーボンボン」での取材VTRの放送をもくろむが、恵那に続いての“奇襲”は失敗に終わる。

 しかし、VTRの中身を確認した恵那は、失意の中にいる拓朗を「何もかも全部吹き飛ばせるくらい決定的で、最強の真実を君はつかんだの。本当に松本さんを釈放できるかもしれない」と励ました。

 第4話(11月14日放送)では、中学時代の同級生がいじめを苦に自殺した事件と正面から向き合ったことで生気を失った拓朗。第5話では無精ひげのやつれた姿も見せたが、恵那の一言で活気を取り戻した。

 SNSでは「恵那と拓朗、闇から復活できて良かった」「闇落ちひげ郷敦かっけえ」「眞栄田郷敦の演技見入ってしまう」などのコメントが並んだ。

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