火狩りの王:坂本真綾がED主題歌担当 自身作詞の「力強い楽曲に」 西村純二×押井守のアニメ

「火狩りの王」のエンディングテーマ「まだ遠くにいる」を担当する坂本真綾さん
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「火狩りの王」のエンディングテーマ「まだ遠くにいる」を担当する坂本真綾さん

 日向理恵子さんの長編ファンタジー小説シリーズが原作のテレビアニメ「火狩りの王」で、声優で歌手の坂本真綾さんが、エンディング(ED)テーマ「まだ遠くにいる」を担当することが分かった。坂本さん自身が作詞した楽曲で、「苦難の時代に生まれた子供たちがひたむきに生きる姿に心を打たれ、彼らの命のエネルギーにふさわしい力強い楽曲にしたいという思いで取り掛かりました」と歌詞に込めた思いを語っている。坂本さんは、声優としても同作に出演しており、流れの火狩りである明楽(あきら)を演じる。

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 坂本さんは「この歌詞を書いた昨年の夏ごろと現在では世界の状況は随分違い、“まだ遠く”にあったはずの不本意な未来がいつの間にかすぐ目の前に迫っているように思えます。それでもこの物語の登場人物たちのように、最後まで諦めないでいたいという思いを込めて歌いました。多くの方に届けばうれしいです」と話している。

 「火狩りの王」は、“火”をテーマにしたファンタジー。人類最終戦争後の世界を舞台に、子供たちが多くの困難に直面しながらも懸命に生きる姿を描く。

 アニメは「SAMURAI DEEPER KYO」「今日からマ王!」などの西村純二さんが監督を務め、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー」などの押井守さんが構成・脚本を担当する。川井憲次さんが音楽を手がける。2023年1月14日から毎週土曜午後10時半にWOWOWプライムで放送される(第1話は無料放送)。動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」で配信もされる。

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