広瀬すず:松坂桃李&横浜流星は俳優として「肌感覚で信用できる」 TAMA映画祭で最優秀女優賞

1 / 5

 女優の広瀬すずさんが第14回TAMA映画賞授賞式で最優秀女優賞を受賞し、11月26日にパルテノン多摩(東京都多摩市)で開催された授賞式に出席。映画「流浪の月」(李相日監督)で共演した松坂桃李さん、横浜流星さんの印象を聞かれた広瀬さんは、「(2人とも)信用しきっています。役者同士現場で役として肌感覚で信用できるというか。すごく貴重な機会だった」と2人への厚い信頼を口にした。

 広瀬さんは受賞について、「このようなすてきな賞をいただいて、真っすぐ(演じた)更紗と向き合ってよかった。自分の中ではすごく苦しい撮影でしたが、こうして『流浪の月』という作品が多くの方に届いていたと思うと、李監督や桃李さんはじめ支えていただいた方がたくさんいるので、こういった形で少しでも恩返しできたらいいなと思っております」と感謝の言葉とともに喜んだ。

 李監督作品は「怒り」に続き2作目となったが、「つらい役が多いなとは思います(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに切り出し、「すごくやりがいがある。芝居を通して、役者としてこんな贅沢な現場はないだろうなと思います。自分自身、共演者という枠を超えて人としてここまで向き合うのは怖いと『怒り』のときは思っていたけど、(李監督は)いやでも向き合わされる時間を設けてくださるというか。絶対逃げられないと思いながら撮影に参加していました」と振り返った。

 同作の撮影を通じ、「多くの方に届くすてきな作品に参加できたらいいな、ものづくりって楽しいなと改めて思えた現場でもあった」と話し、今後については「いろいろな映画に参加できるよう頑張りたいなと思っております」と意気込みを新たにしていた。

 TAMA映画賞は、多摩市および近隣市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力あふれる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から表彰する。今回は2021年10月~2022年9月に劇場公開された作品が対象となった。

 ◇受賞作品と受賞者は以下の通り(敬称略)

 最優秀作品賞:「LOVE LIFE」「ハケンアニメ!」▽特別賞:芦田愛菜、宮本信子「メタモルフォーゼの縁側」、小林啓一監督「恋は光」▽最優秀男優賞:佐藤二朗 「さがす」「truth 姦しき弔いの果て」「バイオレンスアクション」、松坂桃李「流浪の月」▽最優秀女優賞:倍賞千恵子「PLAN 75」、広瀬すず「流浪の月」

 最優秀新進監督賞:片山慎三「さがす」、森井勇佑「こちらあみ子」▽最優秀新進男優賞:磯村勇斗「ビリーバーズ」「PLAN 75」「異動辞令は音楽隊!」「さかなのこ」「前科者」「彼女が好きなものは」ほか、横浜流星「流浪の月」「アキラとあきら」「嘘喰い」「あなたの番です 劇場版」「DIVOC-12」▽最優秀新進女優賞:河合優実「PLAN 75」「愛なのに」「ちょっと思い出しただけ」「女子高生に殺されたい」「百花」「冬薔薇」ほか、伊東蒼「さがす」「恋は光」「MIRRORLIAR FILMS Season4」

写真を見る全 5 枚

映画 最新記事