田中誠人:「ちいかわ」で話題の子役の素顔 好奇心旺盛なハチワレに共感 「ひとりごつ」は「優しい声で」

テレビアニメ「ちいかわ」でハチワレの声優を務める田中誠人さん
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テレビアニメ「ちいかわ」でハチワレの声優を務める田中誠人さん

 ツイッターなどで人気のナガノさんのマンガが原作のテレビアニメ「ちいかわ」。今年4月から「めざましテレビ」(フジテレビ系、月~金曜午前5時25分)内で毎週金曜午前7時40分ごろに放送されており、小さく可愛いキャラクターたちとシビアな世界観のギャップが人気を集めている。アニメで人気キャラクター・ハチワレを演じているのが、ドラマ、舞台でも活躍している子役の田中誠人(まこと)さんだ。好奇心旺盛なハチワレに共感しているという田中さん。話題の子役の素顔とは?

 ◇諦めないハチワレに憧れ 「チャリメラ」の収録の裏側も

 田中さんは、2010年生まれ、12歳の小学6年生。2016年にNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に庸蔵役で出演し、2018年には劇場版アニメ「若おかみは小学生!」では木瀬翔太の声優を務めた。オーディションの末にハチワレ役に選ばれた田中さんは、出演が決まった際、「ソファに飛び込むぐらいうれしかったです」と振り返る。

 アニメの放送がスタートし、周りからの反響も大きいといい、「小学校の友達から『見たよ』とか『ハチワレの声をやってみて』と言われます。恥ずかしいからやらないです」と笑顔を見せる。

 ハチワレは、ちいかわの友達で、明るくポジティブなキャラクター。田中さんはハチワレの魅力を「いつも優しくて諦めないところ」と語る。自身は「結構すぐ諦める」タイプといい、ハチワレに憧れもある。

 収録では、「緊張すると早口になっちゃうので、ゆっくり話すことに気を付けてやっています」という田中さん。アニメでは、ハチワレがラーメンの「チャルメラ」を「チャリメラ」と勘違いしている様子が描かれたが、「『チャリメラ』と言っていたのが、『チャリメリ』と聞こえると言われて。結構何回もやって『チャリメラ』と聞こえるようにしました。大変でした」と苦労を明かした。

 田中さんがハチワレとして歌うエンディングテーマ「ひとりごつ」も話題になっている。6月にデジタルシングルがリリースされ、12月7日午後6時半から放送されるフジテレビ系の音楽特番「2022FNS歌謡祭」第1夜では、田中さんが生バンドをバックに「ひとりごつ」を披露する。

 田中さんは「すごく面白い歌詞なのに、(高低差がある)すっごい音程で、この歌を歌うのか、難しいなと思いました」といい、「ハチワレぽさをなくさないように、優しい声で歌いました」とこだわりを語る。大舞台となる「FNS歌謡祭」に向けて、「生放送で、生バンドと合わせるのはすごく緊張するんですけど、楽しんで歌いたいと思います」と意気込みを語った。

 ◇話題の子役の夢は? 「悪い役もやってみたい」

 田中さんにハチワレとの共通点を聞いてみると、その素顔が垣間見えた。

 「ハチワレとは、好奇心旺盛なところが一番似ていると思います。テレビで紹介されたものとか、おいしそうなものとか、すぐ欲しくなっちゃうんです。例えば、ロボット掃除機が出始めたころも、テレビショッピングで紹介されていて、すぐほしくなっちゃいました(笑い)」

 ロボットが好きという田中さんは、プログラミングにも興味があり、ゲームのプログラミングに挑戦したこともあるという。目下ハマっているものは「スケボー」で、「まだ全然上達してなくて。普通に乗れるんですけど、ウォーリーとか技が全くできなくて」と技習得に意欲的だ。

 そんな田中さんの将来の夢は、昆虫写真家。小学2年生の頃に昆虫に興味を持つようになったといい、「昆虫が大好きで、写真家以外でも、昆虫関係の仕事だったら楽しいだろうなって」と声を弾ませる。

 中でも好きなのはカマキリで、「ハナカマキリという種類が一番好きです。花に擬態するカマキリなんですけど、チョウをだまして、近付いてきたらつかまえるんです。見た目も結構可愛いです」と笑顔で教えてくれた。

 俳優としても「もっといろいろな役をやってみたいです。悪い役もやってみたいし(笑い)」と何事にもチャレンジングな姿勢を見せる田中さん。今後の活躍が楽しみだ。

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