ちいかわ:青木遥×小澤亜李 アニメで言葉を超えた喜怒哀楽を表現 朝の栄養剤に!

「ちいかわ」のビジュアル(C)ナガノ/ちいかわ製作委員会
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「ちいかわ」のビジュアル(C)ナガノ/ちいかわ製作委員会

 ツイッターなどで人気のナガノさんのマンガが原作のテレビアニメ「ちいかわ」が、フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」内で4月4日から放送される。「ちいかわ」は、小さく可愛いキャラクターたちとシビアな世界観のギャップが人気。アニメは、青木遥さんがちいかわ、小澤亜李さんがうさぎをそれぞれ演じる。テレビアニメの声優に初挑戦となる10歳の青木さん、小澤さんにキャラクターへの思い、アフレコについて聞いた。

ウナギノボリ

 ◇パッションを感じながら「イヤッ!」「ハッ!!」

 --出演が決まった際の率直な感想は?

 小澤さん すごくうれしくて、そもそも私も「人じゃない可愛いキャラクターを演じてみたいな」と思っていたんですけど、可愛いだけではなくてユニークな面白いキャラクターでもあったので、演じるのが「楽しみ!」という気持ちとタイトルの大きさに緊張もあったり、いろいろな気持ちになりました。

 青木さん すごくびっくりしました。

 --家族や友人の反響もあった?

 青木さん 「あれに出てるんでしょ?」って言われました。

 --「ヤッ!」「ハッ!」などのせりふも多いですが、アフレコの際に心がけていることや工夫していることは?

 小澤さん 逆にみんなが知っている共通の言語じゃないからこそ、キャラクターの勢いが出やすく、むしろ言葉を超えて喜怒哀楽が付きやすくて、言葉じゃない方がやりやすいと感じました。うさぎのテンションもすごく分かりやすいので、「イヤッ!」「ハッ!!」などと言ったことはないですけど、自分の中では、なじんでいたというか、難しくはなく一緒にパッションを感じながらせりふとして出せました。

 青木さん 声を高めに意識することです。

 --互いの印象は?

 小澤さん アフレコを一緒にやっていないので、パーソナルなところが全く分からなかったのですが、ストレートにお話しができる子だったので、ちいかわちゃんとは違う面を持っているけど、ちいかわちゃんのもどかしいお芝居が上手だから、元気なはるかちゃんなんだなと思いました。ちいかわちゃんとはギャップがあるんだなと思いました。ハチワレちゃん役の(田中)誠人君の方がそのままだと感じました。しっかりしていて慣れていらっしゃる感じがしました。まだ一回しかしゃべっていないですが、そんな印象を持ちました。

 青木さん 地声と演じる声が違って、さすがだな!と思いました。

 ◇よく泣くところがちいかわに似ている?

 --うさぎは、楽天的な性格でピンチの時も動じない印象があります。どんな印象を持った?

 小澤さん 本当にその通りで、この世界は自分で身を守らなければいけない中で、うさぎは全くおびえておらず、ひょうひょうとマイペースに生きていて、3人でいる時に、ピンチになったとしても、うさぎが動じなかったりするので、そこに頼りがいがあるなと感じていたり、意外にトラブルを持ち込んだりする時もあるんですけど、うさぎの動じなさというのが、安定感があっていいなと思いました。

 青木さん うさぎはあまり感情を見せなく、クールで格好いいキャラだと思います。

 --ちいかわの印象は?

 小澤さん ちいかわちゃんは、すごく可愛くて癒やされるし、ハチワレちゃんがリードしてくれて、「じゃあ一緒に挑戦してみる!」というふうになることが多いですけど、そんな大切な友達がピンチの時にはいつも自分から先に行動できないちいかわちゃんが勇気を振り絞るシーンとかは、本当にけなげで可愛いなと思います。ちゃんと一人の時も怖いものがきたら、戦えて立ち向かえるくらいの本当の強さを持っているので、普段は出せないけどここぞという時に頑張れるから、見ていて安心もできるし、可愛いキャラクターです。

 青木さん ちいかわはよく泣くところが結構自分と似ているって思いました。

 --どんな時に泣く?

 青木さん いろいろな時ですけど、けんかした時とか……。

 --最後にファンにメッセージをお願いします。

 小澤さん ナガノさんの絵をそのままアニメーションにできたところが本当にすごくて、ちいかわちゃんたちの可愛さやけなげさ、ピュアさっていうものをそのままアニメに詰め込まれているので、朝の元気の栄養剤みたいなものになって、一日楽しく過ごしていただけるとうれしいなと思います。

 青木さん 「ちいかわ」は、いつもほんわかしていて楽しい世界だし、それに戦うこともあって面白いので見てください!

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