ドラマ1週間：「夕暮れに、手をつなぐ」広瀬すずが永瀬廉と初共演　「インフォーマ」桐谷健太が連ドラ単独初主演

　1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（11月26日～12月2日）は、女優の広瀬すずさんが2023年1月スタートの連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」（TBS系、火曜午後10時）で、人気グループ「King ＆ Prince」の永瀬廉さんと初共演する話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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　11月26日、女優の馬場ふみかさんが、2023年1月10日スタートの連続ドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法」（テレビ東京、火曜深夜0時半）で主演を務めることが明らかになった。三田たたみさんの同名マンガが原作で、夫からDVやモラルハラスメントを受けてきた主人公が復讐（ふくしゅう）を企てる物語。主人公の奥田茜を馬場さん、夫の大輔を俳優の野村周平さんが演じる。

　26日、お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さん主演のスペシャルドラマ「サ道～2022年冬～」が、12月25日午後4時からテレビ東京系で放送されることが明らかになった。マンガ誌「モーニング」（講談社）で連載中のタナカカツキさんのマンガ「マンガ サ道～マンガで読むサウナ道～」が原作。ドラマは2019年7月期にシーズン1、2021年7月期にシーズン2、スペシャル版も2回放送された。今回、スペシャルドラマとして「それぞれのサウナ」をテーマに、原田さん、三宅弘城さん、磯村勇斗さん演じる仲良し3人組の「サウナと今」を描く。

　27日、松本潤さん主演で2023年に放送されるNHK大河ドラマ「どうする家康」（総合、午後8時ほか）のメインビジュアルが公開された。松本さん演じる徳川家康が、金の鎧（よろい）をまとい、正面を見つめる姿が写し出されている。「どうする家康」は、一人の弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾（はらん）万丈のエンターテインメント作となる。

　28日、タレントの小堺一機さんが、2023年1月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「女神（テミス）の教室～リーガル青春白書～」（月曜午後9時）に出演することが明らかになった。小堺さんが同局の連続ドラマに出演するのは2003年の「僕だけのマドンナ」以来、20年ぶり。ロースクール（法科大学院）を舞台にしたリーガル青春群像劇で、実務家教員としてロースクールに派遣された裁判官の主人公・柊木雫（北川景子さん）が、法の教科書には載っていない「人」を知るための授業を繰り広げる。

　28日、広瀬さんが2023年1月スタートの「夕暮れに、手をつなぐ」で、永瀬さんと初共演することが明らかになった。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」などを手がけた北川悦吏子さんが脚本を手がけ、田舎で育った野性的な女の子と、都会で育った平凡な男の子の“世界で一番美しいラブストーリー”になるという。広瀬さんはTBSの連ドラ初主演で、永瀬さんにとっては本格ラブストーリー初挑戦となる。

　28日、元「乃木坂46」の高山一実さんが、2023年2月13日から放送されるNHKの“夜ドラ”「超人間要塞ヒロシ戦記」（総合、月～木曜午後10時45分）で主演を務めることが分かった。高山さんがNHKドラマで主演するのは初めて。併せて、人気ボーイズグループ「JO1」の豆原一成さん、タレントの山之内すずさんの出演も発表された。ドラマは、一見普通の青年、田中ヒロシ（豆原さん）は人の姿をした要塞戦艦“緋炉詩（ひろし）”で、その動きの一つ一つを、中にいるスカベリア人が操縦している。高山さんは危機のさなかに“緋炉詩”の新艦長となるアケミ・バルドー、山之内さんはヒロシがアルバイトするギョーザ店のオーナーの娘しずかをそれぞれ演じる。

　29日、女性ファッション誌「non-no（ノンノ）」（集英社）の専属モデルで、女優としても活躍する鈴木ゆうかさんが、2023年1月4日スタートの連続ドラマ「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」（テレビ東京ほか、水曜深夜1時）に主演することが明らかになった。「結婚式の素晴らしさ」をテーマに、ワケありカップルたちが結婚式を挙げるまでの道のりやさまざまな人間模様を、ネズミの家族の視点から描く。鈴木さんは、ネズミ一家の長女チュー子と、チュー子が乗り移るウエディングプランナー2年目の篠原天音の一人二役を務める。

　29日、女優の菜々緒さんが主演を務める2023年1月5日スタートの連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」（フジテレビ系、木曜午後10時）の追加キャストが発表され、勝地涼さん、市村正親さん、山本舞香さん、ともさかりえさん、古田新太さん、吉谷彩子さん、筧美和子さん、藤原大祐さんが出演することが明らかになった。「忍者に結婚は難しい」は、「ルパンの娘」シリーズの横関大さんの同名小説（講談社）を実写化。互いの正体を知らずに結婚したライバル関係の忍者夫婦が、それぞれの特殊任務遂行に奮闘するラブコメディー。

　29日、女優の當真あみさんが、2023年1月期にTBS系「日曜劇場」（日曜午後9時）枠で放送される連続ドラマ「Get Ready！」に出演することが明らかになった。主演の妻夫木聡さん扮（ふん）する波佐間永介が営む洋菓子店「カーサブランシェ」に足しげく通う女子高生・嶋崎水面（みなも）を演じる。當真さんは7月期の日曜劇場「オールドルーキー」第5話（7月31日放送）にフェンシング選手役でゲスト出演し、話題になっていた。

　29日、俳優の桐谷健太さんが、2023年1月にカンテレの深夜ドラマ枠「EDGE（エッジ）」（関西ローカルで毎週木曜深夜0時25分）でスタートする「インフォーマ」で連続ドラマ単独初主演を務めることが分かった。桐谷さんは、社会、政治、芸能などあらゆるジャンルに精通する情報屋の木原慶次郎を演じる。併せて、ダンス＆ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於さんの出演も明らかになった。原作は、元山口組二次団体の最高幹部だった作家・沖田臥竜さんの同名小説。情報屋の木原と、週刊誌「タイムズ」の記者、三島寛治（佐野さん）が警察、ヤクザ、裏社会の住民たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追う物語を描く。