ザ・トラベルナース:“静”中井貴一と“天乃院長”松平健の因縁明らかに 「今はクソ医者」がラスト改心

連続ドラマ「ザ・トラベルナース」最終回の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ザ・トラベルナース」最終回の一場面=テレビ朝日提供

 岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回(第8話)が12月8日に放送され、病院長・天乃隆之介(松平健さん)と、フリーランスの「スーパーナース」九鬼静(中井貴一さん)の因縁が明らかになった。

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 静が持病の「マルファン症候群」による急性心不全で倒れる。経営第一主義の天乃は「働けないナースはいらない。今すぐ契約を打ち切れ」と非情な発言をするが、そう言いながらも、静を救おうと奔走。かつて自身がクビにした「スーパードクター」神崎弘行(柳葉敏郎さん)に、静を治してほしいと頭を下げた。

 天乃は17年前、絶対に失敗できないVIP患者の手術中の窮地を、静に助けてもらった。天乃はそのことに「借り」を感じていたが、静は「あなたに『貸し』があると思ったことなど一度もありません」とキッパリ。

 それでも「自分にも何かできることはないか」と天乃が尋ねると、静は「初めてお会いした頃、私はあなたを患者さん思いの立派な医者だと思っていました。残念ながら今は金もうけのことしか頭にない、クソ医者です。あなたにできること。それは患者に寄り添い、人を見て病を治す医者に戻ること。私の願いはそれだけです」と一蹴した。

 静の病状はかなり悪化していたが、神崎の紹介により、米国でゴッドハンド級の医師の手術を受けるチャンスを得た。渡米前、静は天乃に「トカゲにエサばっかり与えていないで、患者さんに寄り添う医療を」とアドバイス。静が病院を去ると院内には、心を入れ替え、院長回診をする天乃がいた。

 SNSでは「院長、改心した」「最後院長の意識も変わって患者見るように変化したのよかった」「寄り添うようになった院長!!」「(静さんは)歩ちゃんを育てるだけじゃなく、院長にも昔に戻ってもらうっていう目的があったんだ」といったコメントが並んだ。

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