良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の小手伸也さんが12月13日、NHK名古屋放送局(名古屋市中区)で行われた松本潤さん主演の2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の会見に出席した。小手さんは家康を支える家臣団の一員、大久保忠世を演じるに当たって、「松本潤さんが家康として生きていくことに全力を注げるようにアシストしたい気持ちが強い」と語った。
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小手さんは、松本さんと最初に会ったときに「嵐の松本潤だ! 実在したんだ!」と高揚したといい、その気持ちを「家臣が殿を見る心境と似ているのかなと思った」と話した。撮影が始まってからも「この人を支えなきゃ! 一緒にやっていくんだという気持ちになった」といい、「小手伸也が松本潤さんを見るときの気持ちと、大久保忠世が次郎三郎(後の家康)を見るときの気持ちは似ていて、ピュアな第一印象を役柄に反映できたらと思っています」と語った。
また小手さんは、撮影が愛知県で始まったばかりのころ、結束を強めるために開かれた飲み会で、松本さんが「プレーヤー(演者)として命を懸けたい」と話していたことを明かし、「殿(松本さん)が輝くことを第一優先としてやっていきたい」と決意を新たにしていた。
演じる大久保忠世については、「史実によれば質実剛健で真面目で領民への気遣いができて兄貴肌で、地元の方に愛されている武将というイメージ」だが、今作では「三河一の色男(本人談)とか薄毛を気にしているとか、設定情報が真面目とは相反するものが付け加えられている」と明かし、「忠世が請け負わされているコメディーリリーフ的なポジションに対してまったく無頓着に、史実である真面目な忠世公を意識しすぎることによってズレる、みたいになることを意識した」といい、「忠世という武将を愛している方に失礼があってはいけないなと、変な形でお笑いキャラにしないよう、リスペクトを持って、忠世の芯の部分を大事にしながら演じています」と語った。
会見には家康が幼少のころから一緒にいる家臣団の一員、鳥居元忠を演じる俳優の音尾琢真さんも出席した。
「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。2023年1月8日スタートで、初回は15分拡大版。
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