ポツンと一軒家:クリスマス3時間SP 島根県の山奥で暮らす70代夫婦 危険と隣り合わせの家で暮らすわけ

12月25日放送の「ポツンと一軒家」3時間スペシャルの一場面=ABCテレビ提供
1 / 1
12月25日放送の「ポツンと一軒家」3時間スペシャルの一場面=ABCテレビ提供

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系)。12月25日は「クリスマス3時間スペシャル」と題し、午後7時から放送する。島根県の山奥で忙しくも充実した暮らしを送る70代の夫婦と、同県内で土砂崩れの危険と隣り合わせで暮らす70代の夫婦が登場する。

ウナギノボリ

 捜索隊は島根県の日本海に近い山の中でポツンと一軒家を発見する。日本海を見渡す海岸沿いの道を行く捜索隊。最寄り集落で聞くと、一軒家に暮らす70代夫婦はイチジクなどに使う堆肥(たいひ)を作っているという。家はかなり山深い場所にあるようで、捜索隊は落石に注意しながら険しい山道を進む。

 すり鉢の底のような谷間を切り開いた広い敷地に白壁の建物を見つけると、75歳の奥様に迎えられる。仕事に出ていた夫の帰宅を待って話を伺うと、聞いていた通り堆肥づくりが仕事というが、他にも田んぼを手掛けたり、「紅あずま」や「紅はるか」などのサツマイモを栽培したりしていた。その働きぶりに感嘆する捜索隊。50年以上連れ添った夫婦の人生にも迫る。

 2軒目のポツンと一軒家は1軒目を捜索中に道を尋ねた男性の情報から。約50年前に大規模な土砂崩れがあった所に今も住み続けている家だという。大規模な落石跡の残る山道を越え、谷底が見えないような狭い崖道を進む捜索隊は、その先に一軒家を発見する。

 出迎えてくれたのは一帯の山を所有しているという75歳の夫と70歳の妻。かつては5世帯が暮らしていたが、約50年前の記録的な集中豪雨による土砂崩れ後、他の世帯は山を下りた。だが、「この地で暮らし続けたいという父の思いがあったんです」と山に残り、一世帯で暮らし続けてきたという。島根のブランドイチジク「蓬莱柿(ほうらいし)」を育てている夫婦。捜索隊は「蓬莱柿」の収穫風景にも密着するなど、山での暮らしぶりに迫る。

 MCを所ジョージさん、パネリストを林修さんが務める。スタジオゲストは沢村一樹さんと香里奈さん。

テレビ 最新記事