森田成一:「聖闘士星矢」星矢の戦闘シーンはアドリブ 「声を入れないと小宇宙が燃えない」

特別番組「『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリ』みんなで同時再生スペシャル」に登場した(左から)森田成一さん、藤村シシンさん、ゴー★ジャスさん
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特別番組「『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリ』みんなで同時再生スペシャル」に登場した(左から)森田成一さん、藤村シシンさん、ゴー★ジャスさん

 車田正美さんの人気マンガ「聖闘士星矢」の3DCGアニメ「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac」の第2シーズン「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリ」の特別番組「『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリ』みんなで同時再生スペシャル」が1月11日、動画サービス「共感シアター」、YouTubeで配信された。ペガサス星矢役の森田成一さんが登場し、戦闘シーンの収録秘話を語った。

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 特番では、森田さんのほか、「聖闘士星矢」がきっかけでギリシャ神話に興味を持ったという古代ギリシャ研究家の藤村シシンさん、お笑い芸人のゴー☆ジャスさんが出演。「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリ」の本編を同時視聴する企画が行われ、第1、2シーズンの中から森田さんが選んだ第2シーズンの第6話「紫龍復活」、ゴー☆ジャスさんが選んだ第11話「天舞宝輪(てんぶほうりん)」の本編を見ながらトークを繰り広げた。

 第6話「紫龍復活」では、星矢と射手座の黄金聖闘士(ゴールドセイント)アイオロスとのバトルが描かれる。星矢が、アイオロスが放つ必殺技・ライトニングプラズマをよけながら向かっていくシーンを見て森田さんは「本編では声がカットされているところもありますが、星矢がライトニングプラズマをよけているところも全部声を当てているんです。台本にはせりふは書いていないのですが、ライトニングプラズマの絵を見てアドリブで声を当てる。声を入れておかないと、(その後のシーンで)小宇宙(コスモ)が燃えないんです。アイオロスの攻撃を受けて、傷付かないとやれないんです」と収録の裏側を明かした。

 森田さんは、「戦うシーンはすごく熱量がいる。敵にやられる時のボイスは本当に疲れる」といい、収録をしながら「僕も成長していきます。リハ(リハーサル)でできなかったことが本番でできるようになるんです」と語った。

 「聖闘士星矢」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1985年12月に連載をスタートしたマンガ。星矢ら“小宇宙”という特別な力を持った戦士・聖闘士(セイント)たちの戦いや仲間との友情が描かれた。1986~89年にテレビアニメ化され、2012~14年に続編「聖闘士星矢Ω(オメガ)」も放送された。2021年にアニメ化35周年を迎えた。実写版ハリウッド映画「Knights of the Zodiac(ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック)」が、2023年に公開されることも話題になっている。

 3DCGアニメ「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac」は、第1シーズンのパート1が2019年7月、パート2が2020年1月にNetflixで配信をスタートした。第2シーズンはファンの間でも人気の「聖域(サンクチュアリ)十二宮編」を描き、主人公・星矢率いる青銅聖闘士(ブロンズセイント)と黄金聖闘士が死闘を繰り広げる。ABEMA、U-NEXT、アニメ放題、Hulu、dアニメストア、アニメタイムズほか動画配信サービスで配信中。全12話。

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