ヤマザキコレさんのマンガが原作のテレビアニメ「魔法使いの嫁」の第2期となるSEASON（シーズン）2が、4月6日からTOKYO MXほかで放送されることが分かった。羽鳥チセの学友6人のビジュアルとキャストが解禁され、津田美波さんがルーシー・ウェブスター、河瀬茉希さんがフィロメラ・サージェント、山下誠一郎さんがリアン・スクリム＝ジョー、小林大紀さんがゾーイ・アイビー、上田麗奈さんがヴェロニカ・リッケンバッカー、西山宏太朗さんがアイザック・ファウラーをそれぞれ演じることも分かった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　津田さんは「出演決定を聞いた時はうれしかったです！　ルーシーは顔つきが鋭く、近寄りがたい雰囲気なので、チセとどう関わっていくのか期待していてほしいです。私も演じている時、難しい顔をしているかもしれません（笑い）。学院で繰り広げられる物語をお楽しみに！」とコメント。

　河瀬さんは「原作を読んで美しい世界のなかにある悲しさやはかなさに引き込まれました。この作品にフィロメラとして参加することができて本当にうれしいです。多くを語らない、語れない彼女はどんな女性なのか注目していただきたいですし、彼女の心の中、記憶、全てにしっかりと触れ、精いっぱい言葉に、声にしたいと思います。よろしくお願いします！」と意気込んでいる。

　山下さんは「素晴らしい作品とのご縁をいただきました。出演するにあたり原作コミックスを読み、その世界観や空気、紡がれる言葉やせりふに魅了され、魔術や魔法ひいてはそういう“存在”が自分の近くにもいるのかも……と思ってしまうほどの没入感で、演じることが一層楽しくなりました。キャラクターたちの繊細なやり取りと丁寧な描写、間に注目していただけたらと思います。どうぞお楽しみに！」と話している。

　小林さんは「作品全体を通しての美しい世界観。それを構成する細かな表現が絶妙で、ファンタジーの中にもダークさがあり、僕はその雰囲気がとても好きになりました。ゾーイ君は純粋で優しい人なので、空気感がすてきなこの作品の中で、彼らしい空気を表現できればと思います。おびえて影がある時や、学院のみんなと過ごす穏やかな一時をガラッと切り替えてお芝居をしたいです。チセの物語をサポートできるよう頑張ります！」とコメントを寄せている。

　上田さんは「アフレコでは『明るくハキハキと、みんなのお姉さんな感じを意識してください』というディレクションがあったヴェロニカさん。常にほほ笑みを絶やさない彼女の心の内を、ゆっくり時間をかけて知っていけたらと思っています。SEASON2も楽しんでいただけるよう、私も精いっぱい頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします……！」と語っている。

　西山さんは「まず原作を読ませていただいて、その繊細で美しい絵とストーリーに心を奪われました。アイザックは物知りで優しい心をもった男の子です。アニメーションでもそんな彼自身の葛藤が描かれていて、強く共感しました。分かるよ、アイザック……！　ぜひ楽しみに待っていただけると幸いです。私も今から放送が楽しみです！　よろしくお願いいたします」と呼びかけている。

　「魔法使いの嫁」は「月刊コミックガーデン」（マッグガーデン）で連載中のマンガが原作で、身寄りのない少女・チセが、魔法使いのエリアスに弟子、将来の花嫁として迎え入れられる……というストーリー。テレビアニメのSEASON1が2017年10月～2018年3月に放送された。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：寺澤和晃▽脚本：高羽彩、米内山陽子、西中千晶▽キャラクターデザイン：加藤寛崇▽総作画監督：徳岡紘平▽色彩設計：小針裕子▽美術監督：田村せいき▽撮影監督：鈴木麻予▽CGIディレクター：宮地克明▽特殊効果：チップチューン▽編集：今井大介▽音楽：松本淳一▽音楽制作：フライングドッグ▽音響監督：はたしょう二▽音響効果：出雲範子▽音響制作：サウンドチーム・ドンファン▽アニメーション制作：スタジオカフカ

　◇キャスト（敬称略）

　羽鳥チセ：種崎敦美▽エリアス・エインズワース：竹内良太▽ルツ：内山昂輝▽シルキー：遠藤綾▽ルーシー・ウェブスター：津田美波▽フィロメラ・サージェント：河瀬茉希▽リアン・スクリム＝ジョー：山下誠一郎▽ゾーイ・アイビー：小林大紀▽ヴェロニカ・リッケンバッカー：上田麗奈▽アイザック・ファウラー：西山宏太朗▽ミハイル・レンフレッド：日野聡▽アリス・スウェーン：田村睦心