舞いあがれ!:父・浩太の突然死を松の内に描いた理由 「自身の経験に引きつけた」反響多数

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で岩倉浩太を演じた高橋克典さん
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で岩倉浩太を演じた高橋克典さん

 NHKは1月12日、大阪放送局(大阪市中央区)で局長定例会見を開催。同局が制作する、福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の6日に放送された第66回で、父・浩太(高橋克典さん)が職場で倒れて突然亡くなるという衝撃展開ついて、同作の制作統括・熊野律時(くまの・のりとき)さんが語った。

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 第66回では、工場にいる浩太にめぐみ(永作博美さん)が電話をかけるが出なかったため、舞(福原さん)と共に様子を見に行くと、そこには、倒れている浩太がおり、緊急手術もむなしく心筋梗塞(こうそく)で亡くなった。

 熊野さんは、この場面が松の内の6日の放送になった理由を、「物語の大きな折り返し地点ということで、(後期の)大阪制作だとどうしてもお正月にまたがってしまう。今回のドラマとしては、せっかく大事なターニングポイントとして描いていくので、物語の流れの中で一番適切なところで放送すると、このタイミングになった」と説明した。

 「すごい反響だった」といい、「印象的なのは、うちもそうだったというようなご自身の経験に引きつけて感想を寄せていたいたものが多かった。同時代の現代劇という、このドラマの特徴(的な見方)なんだな、と興味深かった」といい、「『この家族、どうなっていくの?』というようなかなり深く感情移入して見ていただけていて、ありがたいなと感じた」と話した。

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