夏ドラマ：「舞いあがれ！」若手キャストの躍進　福原遥、赤楚衛二、目黒蓮がGP帯ドラマで主演

　福原遥さんが主演を務めた、2022年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「舞いあがれ！」。同作に出演した福原さん、赤楚衛二さん、「Snow Man」の目黒蓮さんが7月期のゴールデン・プライム帯（GP帯、午後7～11時）の連続ドラマで主演を務めることが決まるなど、飛躍を遂げている。それぞれの出演作品を紹介する。

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　◇福原遥は18歳未婚の妊婦役　訳あり男子と恋に落ちる

　「舞いあがれ！」でヒロインの岩倉舞を演じた福原さんは、連続ドラマ「18／40（エイティーン フォーティー）～ふたりなら夢も恋も～」（TBS系、火曜午後10時）で深田恭子さんとダブル主演する。

　福原さんが演じるのは、青春と引き換えに勉強やバイトに孤軍奮闘する18歳で未婚の妊婦、仲川有栖（ありす）。アラフォーのビジネスパーソン・成瀬瞳子（深田さん）と年の差を超えて絆を築きながら、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーとなる。

　◇赤楚衛二は恋を試みる会社員に　4月期は2本の連ドラに出演

　“貴司くん”こと舞の夫・梅津貴司を演じた赤楚さんは、日本テレビ系“水曜ドラマ”「こっち向いてよ向井くん」（水曜午後10時）に出演。GP帯の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。

　同作で演じる33歳の会社員・向井悟は、雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いい男。10年恋をしていなかった向井が久しぶりに恋をしようと試みるも、恋がまったく始まらない……というストーリー。

　赤楚さんは、現在放送中のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「風間公親－教場0－」（月曜午後9時）や「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」（TBS系、金曜午後10時）にも出演し、活躍を続けている。

　◇目黒蓮は連ドラ初の単独主演　世界一のワガママ＆危険な男に

　目黒さんは、舞の航空学校時代の同期・柏木弘明を演じた。7月期は「トリリオンゲーム」（TBS系、金曜午後10時）で、連続ドラマ初の単独主演を果たす。

　演じるのは、“世界一のワガママ男”ハルこと天王寺陽（てんのうじ・はる）。類まれなコミュニケーション能力を持ち、老若男女からモテる天性の人たらし。ハッタリばかりの楽天家に見えて、実は計算高く、悪いことにもブレーキが利かない危険な男という役どころ。

　そんなハルが、中学時代の同級生の平学（佐野勇斗さん）とゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル（トリリオンダラー）を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がるストーリーだ。

　◇山下美月、横山裕も主演　バイプレーヤーたちも活躍！

　舞の親友・望月久留美を演じた「乃木坂46」の山下美月さんは、6月12日スタートのドラマ「さらば、佳き日」（テレビ東京系、毎週月曜午後11時6分）で鈴木仁さんとダブル主演を務める。

　舞の兄・悠人を演じた「関ジャニ∞」の横山裕さんは、4月期の連続ドラマ「帰ってきたぞよ！コタローは1人暮らし」（テレビ朝日系、土曜午後11時）で、主人公のマンガ家・狩野進（かりの・しん）を演じている。

　「なにわバードマン」の刈谷博文を演じた高杉真宙さんは「わたしのお嫁くん」（フジテレビ系、水曜午後10時）に出演中。主演の波瑠さんとの掛け合いが、視聴者からも好評を集めている。

　主役級の活躍だけでなく、“水島学生”こと水島祐樹を演じた佐野弘樹さんは、「Dr.チョコレート」（日本テレビ系、土曜午後10時）第4話にゲスト出演。“むっちゃん”こと椿山修役の前原瑞樹さんは、現在放送中の朝ドラ「らんまん」で藤丸次郎を演じているなど、バイプレーヤーたちも輝きを見せている。

　「舞いあがれ！」の放送後から、すでに5人が連続ドラマで主演を務めることが決まり、まさに“舞いあがる”活躍を見せている。「舞いあがれ！」キャストのさらなるブレークに注目したい。