名塚佳織:「ONE PIECE」“ウタ旋風”に「初めてづくし」

「ONE PIECE FILM RED」の舞台あいさつに登場した名塚佳織さん
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「ONE PIECE FILM RED」の舞台あいさつに登場した名塚佳織さん

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の舞台あいさつが1月15日、丸の内TOEI(東京都中央区)で開催され、声優の田中真弓さん、名塚佳織さん、池田秀一さん、谷口監督が登場した。劇場版のオリジナルキャラクターのウタを演じる名塚さんは劇場版について「初めてづくしの作品になりました」と語った。

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 ウタは、名塚さんと歌手のAdoさんがダブルキャストを務め、名塚さんがウタのせりふ、Adoさんがウタの歌唱パートを担当した。劇場版は、2022年8月6日の公開から157日間で興行収入が190億円を突破するなど大ヒットしている。公開後、ウタは、アニメの世界だけでなくリアルの世界も巻き込み、旋風を巻き起こし、大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」に紅組歌手として出場したことも話題になった。

 “ウタ旋風”を受けて、名塚さんは「初めてのことばかりでした。歌番組で(ウタとして)MCの方とトークさせていただいたのも初めて。(劇場版のイベントで)まさか武道館に立てるとも思っていませんでした」と思いを明かした。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった。

 劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。1月29日に終映を迎えることが発表されている。

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