田中健:デビュー直後に30万円盗まれる 太っ腹の母親「取った人が喜びゃよか」

1月19日放送の「徹子の部屋」に出演した田中健さん=テレビ朝日提供
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1月19日放送の「徹子の部屋」に出演した田中健さん=テレビ朝日提供

 俳優の田中健さんが、1月19日午後1時から放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。駆け出しの頃に手にした30万円を盗まれたことと、そのときの母親の言葉を明かした。

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 71歳の田中さんは、50年にアイドル歌手としてデビューした。西城秀樹さん、野口五郎さん、郷ひろみさんらが同期で、当時は長髪。「懐かしいですね」と写真を見て振り返った。その後「アイドルがダメで、不思議な縁で俳優の方に」と役者に転身したという。

 田中さんは「デビューしてすぐくらい、初めてお金が入って。おくふろにプレゼントしようと思って、持って行ったんですけど、飛行機の中で盗まれたんですよ」と、バッグの中に入っていた30万円を失ってしまったことを明かす。

 そのことを母・キミ江さんに伝えると「『取った人が喜びゃ、よかじゃないかね』と言うんですよ。なんかけろっとして言われて、ホッとしました。かみさんからは『あのお母様から生まれたあなただから許してあげる』って。おふくろに対してすごく信用があるみたい」と明かした。

 黒柳さんは「すごいお母様ね。そんなことを言えないもの、普通。『どうしてあなたからお金取っちゃうんだろう』と、なんだかんだそういうふうに言いますよ。すてきなお母様だと思う」としみじみ語っていた。

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