すずめの戸締まり:「ベルリン国際映画祭」コンペティション部門正式出品 「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり快挙

「すずめの戸締まり」のビジュアル(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
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「すずめの戸締まり」のビジュアル(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

 新海誠監督の新作劇場版アニメ「すずめの戸締まり」が、2月に開催される「第73回ベルリン国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品されることが分かった。日本のアニメーション作品が同映画祭のコンペティション部門に正式出品されるのは、宮崎駿監督の劇場版アニメ「千と千尋の神隠し」(2001年)以来、約21年ぶりとなる。映画祭のレッドカーペットには、新海監督、ヒロイン・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)の声優を務めた原菜乃華さんが登場し、プレミア上映に参加する。

 新海監督は「『すずめの戸締まり』は、12年前に日本で起きた巨大な出来事が物語の根底にあります。この映画が海外の観客にどのように映るのか、なにが伝わり、なにが伝わらず、なにを共有し得るのか。私たちの創作が外部からはどのように見えるのか。それを自身の耳目で確かめる好機をいただけたと考えています。ここまで導いてくれたスタッフたちの才能と尽力、そして応援してくださった皆さまに、心より感謝します」とコメントを寄せている。

 原さんは「私自身、海外に行くこと自体初めてで、それも、歴史あるベルリン国際映画祭に『すずめの戸締まり』チームで行くことができるなんて、とても光栄で、夢のようです。改めて『すずめの戸締まり』という作品に携わることができてうれしく思います。映画祭で直接世界中の方々のお声を聞くことがとても楽しみです。『すずめの戸締まり』が世界中で愛されますように!」と思いを語っている。

 同作の大ヒットを記念し、新たなビジュアルも公開された。壮大な草原をすずめと草太が幼い少女と手をつないで歩く後ろ姿が描かれている。

 「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃虚を舞台に、災いのもととなる“扉”を閉める旅をする少女・岩戸鈴芽の解放と成長を描く。原さんがヒロイン・すずめ、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんがすずめが出会う青年・宗像草太を演じたことも話題になっている。2022年11月11日に公開され、興行収入が128億円、観客動員数は約963万人を突破するなど大ヒットしている。

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