生見愛瑠:映画初出演でつかんだ「日本アカデミー賞」新人俳優賞 確かな表現力で役者の地位築く

映画「モエカレはオレンジ色」でヒロインの女子高生・佐々木萌衣を演じた生見愛瑠さん(C)2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会(C)玉島ノン/講談社
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映画「モエカレはオレンジ色」でヒロインの女子高生・佐々木萌衣を演じた生見愛瑠さん(C)2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会(C)玉島ノン/講談社

 「第46回日本アカデミー賞」の新人俳優賞が1月23日に発表され、モデルの“めるる”こと生見愛瑠(ぬくみ・める)さんを含む8人が受賞した。生見さんは、人気グループ「Snow Man」の岩本照さんが主演を務めた映画「モエカレはオレンジ色」(村上正典監督)でヒロインの女子高生・佐々木萌衣を演じ、同賞を受賞した。ファンからは「愛瑠の演技がたくさんの人に届いてうれしい!」と喜びの声があふれている。

 生見さんは、日本テレビ系の昼の情報番組「ヒルナンデス!」などのバラエティー番組をはじめ、多くのテレビやCMに出演。女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)の専属モデルを務めるなど、多方面で活躍を見せている。

 「モエカレはオレンジ色」で演じた萌衣は、“ぼっちJK”だったが、シャイで真面目な消防士・蛯原恭介(岩本さん)との出会いをきっかけに、前向きに成長。いつも見守ってくれる蛯原との恋物語が描かれた。生見さんにとって映画初出演かつ、初のヒロイン役となったが十二分に存在感を発揮した。

 連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖(はくじょう)ガール~」(日本テレビ系)では、森生(杉野遥亮さん)のヤンキー仲間・橙野ハチ子役を務めた。元気で明るく、普段の生見さんとは正反対に思える“闇”を抱えたキャラクターだったが、SNSでは「めるるの演技がめちゃくちゃうまくてすごい」「もっと演技が見たい」と好評だった。

 有村架純さんと中村倫也さんダブル主演の連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS系)では、電動キックボードで事故の加害者となる堂前一奈を演じた。裁判で静かに涙を流すシーンなど印象的な演技もあり、視聴者からは「演技うますぎて誰かわからなかった」「めるるじゃなくて、女優・生見愛瑠さんだった!」とその力をたたえる声が相次いだ。

 生見さんは23日、自身のツイッターを更新し「大好きな作品でとてもありがたい賞をいただき光栄です。皆様のお陰です。とってもうれしいです」と感謝の気持ちをつづった。

 そんな生見さんに、SNSでは「めるるの演技すごい良かったから受賞するの納得」「まじでめるるは演技がうまい。みんなに見てもらいたい」「これからもめるるの演技をたくさん見たい!」と選考に納得するコメントが集まった。

 生見さんが映画やドラマで見せる女優としての顔は、ファッション誌での美しいグラビアや、マイペースながらポイントを突いたコメントでスタジオを沸かせるバラエティー番組での姿からはおおよそ想像できないかもしれない。これまでの出演作品本数こそ決して多くはないが、出演のたびに“女優・生見愛瑠”は確かな評価を受けている。3月10日に行われる授賞式でどのような喜びの声を出し、そして役者としてもさらなる飛躍を遂げるのか、今から楽しみでならない。

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