第46回日本アカデミー賞:「THE FIRST SLAM DUNK」が最優秀アニメーション作品賞

「THE FIRST SLAM DUNK」のビジュアル(C)I.T.PLANNING,INC.(C)2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
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「THE FIRST SLAM DUNK」のビジュアル(C)I.T.PLANNING,INC.(C)2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

 日本映画の祭典「第46回日本アカデミー賞」授賞式が3月11日、東京都内で開催され、井上雄彦さんの名作バスケットボールマンガ「SLAM DUNK(スラムダンク)」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」が最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。

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 同作の松井俊之プロデューサーは「原作者であり、マンガ家の井上雄彦先生が、映画という世界に表現を追い求めてくださって、(映画化が)実現しました。スタッフのみなさんが挑戦することを諦めないで戦い抜き、完成した作品。心から御礼申し上げます」とスピーチした。

 「スラムダンク」は、1990~96年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたバスケットボールマンガ。赤い髪の不良少年・桜木花道がひょんなことから湘北高校バスケットボール部に入部。安西先生の下、主将の赤木剛憲や流川楓、宮城リョータ、三井寿、木暮公延らとともに全国制覇を目指す……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。テレビアニメが1993~96年に放送され、バスケットボールブームをけん引し、世界中で人気を集めている。

 新作劇場版アニメは、原作者の井上さん自身が監督を務め、脚本も手がけた。木村昴さんが湘北高校バスケットボール部の桜木花道を演じるほか、神尾晋一郎さんが流川楓役、仲村宗悟さんが宮城リョータ役、笠間淳さんが三井寿役、三宅健太さんが赤木剛憲役として出演する。

 2022年12月3日に公開され、公開から2日間で興行収入が約12億9000万円、観客動員数が約84万7000人を記録するなど好スタートを切り、公開67日で興行収入100億円の大台を突破した。

 ◇優秀アニメーション作品賞は次の通り

 「劇場アニメーション『犬王』」▽「かがみの孤城」▽「すずめの戸締まり」▽「ONE PIECE FILM RED」▽「THE FIRST SLAM DUNK」

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