ポツンと一軒家:熊本の山頂で茶畑を美しく整える80代夫婦 語られる人生ドラマ

2月5日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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2月5日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、午後7時58分)。2月5日は、熊本県の山頂で美しき茶畑を育てる80代夫婦が登場する。

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 熊本県のほぼ中央部にポツンと一軒家を発見した捜索隊。山深い道を進むと、集落を発見し、聞き込みを始める。すると「ここから見えている山の上にある家ですね。でも、ここにはもう人は住んでいませんよ」と、既に空き家になっているという。肩を落とす捜索隊だが、「(元住人が)近くの畑で作業をしていますよ」と話すので、訪ねてみる。

 そこでは、畑作業中の87歳の夫と、84歳の妻が笑顔で迎えてくれた。話を聞くと、ポツンと一軒家に住んでいたのは50年前までとのこと。今は集落にある家で長男一家と二世帯で暮らしているが、4世代にわたって茶畑を営んできたといい、今でも山上の畑での茶栽培のために通っているという。

 捜索隊が興味深くポツンと一軒家の話を聞いていると、長男が一軒家の案内を買って出てくれる。しかし、道のりは「山道がかなり厳しいので、普通車では行けないかも」という。その言葉通り、車幅ギリギリの険しい山道を慎重に進むと、ついに到達。山頂を切り開いた土地で、美しく整えられた茶畑が広がっていた。

 かつては10世帯ほどが暮らす集落だったという土地。今ではご主人の生家もなくなり、茶畑を残すのみ。その美しい茶畑の風景の中、夫婦の口から、山頂の集落でのかつての暮らしぶり、人生ドラマが語られる。

 スタジオゲストは中山美穂さんと新浜レオンさん。

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