人気ゲーム「バイオハザード」(カプコン)シリーズのCGアニメ「バイオハザード:デスアイランド」が制作され、劇場版アニメとして今夏に公開されることが分かった。人気キャラクターのレオン・S・ケネディ、クリス・レッドフィールドが描かれたティザービジュアルも公開された。感染経路不明のゾンビ、海中のおりから大量に放たれるリッカー、巨大な牙を持つ海洋生物が登場するほか、レオン、クリスが監獄島・アルカトラズに向かう姿を描いた特報もYouTubeで公開された。
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「バイオハザード:デスアイランド」は、2021年にNetflixで配信されたCGアニメ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」のスタッフが再集結する。映画「海猿」シリーズ、「MOZU」シリーズなどの羽住英一郎さんが監督を務め、トムス・エンタテインメントが制作プロデュースを担当し、Quebicoが制作する。2017年に公開された劇場版アニメ「バイオハザード:ヴェンデッタ」を手がけた深見真さんが脚本を手がける。
アメリカ大統領直属のエージェントのレオン、対バイオテロ組織B.S.A.A.のクリスが、交わるはずのない二つの事件の手がかりをそれぞれ求め、かつて刑務所として使用されていた監獄島・アルカトラズに向かう……というストーリー。
羽住さんは「『バイオハザード:インフィニット ダークネス』に引き続き、またバイオハザードの世界に没入できて、とても刺激的な制作期間でした。スタッフもほぼ同じメンバーでしたので、今回は特に長年バイオハザードのゲームに親しんできたユーザーに楽しんでもらえる作品を目指しつつ、スクリーンサイズへのスケールアップにスタッフ一丸となって挑戦しました」と話している。
深見さんは「自分自身、原作ゲームの大ファンなので、再び『B.O.W.がいる世界』に戻ることができて感無量です。ちょうど『バイオハザード RE:3』が発売直後の時期に(めちゃくちゃプレーしつつ)脚本執筆に入りました。バイオハザードをプレーしてエネルギーをためてバイオハザードの仕事をする永久機関の完成です。ゲームするのも仕事のうちです。素晴らしいスタッフによる映像を僕も楽しみにしております」とコメントを寄せている。
同作のムビチケが2月10日に上映劇場で発売される。特典としてティザービジュアルが描かれたA4サイズのクリアファイルが付く。価格は1500円。
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