佐野史郎:がん発覚前に感じていた声の異変 「生きているだけでありがたい」 「徹子の部屋」で語る

2月9日放送の「徹子の部屋」に出演した佐野史郎さん=テレビ朝日提供
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2月9日放送の「徹子の部屋」に出演した佐野史郎さん=テレビ朝日提供

 俳優の佐野史郎さんが、2月9日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。佐野さんは、2021年12月放送の同番組で血液がんの一種の多発性骨髄腫を患っていると告白。この日の放送では、病気の発覚前に声の異変を感じていたことを明かした。

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 佐野さんは「血液のがんが発覚する前の1年間は、声が出ていなかったです。何でこんなに声がガラついて、がさついてというのはありました。それが、まさか血液のがんが原因だったなんて……」と語った。

 「入院した時は敗血症になっちゃって。熱がなかなか下がらなくて、ちょっと危ない時もあった」と打ち明けた。一方で、それを乗り越えた先に「家族と週に1回リモートでご飯を一緒に食べて。楽しかったですね」と振り返った。

 そして「退院した時は、街の風景を見て、もう一度街が見られただけで本当にうれしくてね。その気持ちを忘れちゃいけないと思いますね。体が元気になってくると、欲が出てきますけど、生きているだけでありがたいって思わないと」と強調した。

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